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(飯舘村)15歳の重すぎる問い掛け
2011-05-02-Mon  CATEGORY: ニュース
飯舘村ですが、一度IAEAが避難を勧告したにもかかわらず政府が「ただちには」対応せず、結局後になって全村避難することとなった場所です。そんな中、東電の幹部がようやく被害を受けた現地を訪問し、住民に謝罪することとなったわけですが・・・自らの責任に対しては逃げ腰の態度を取り続けていました。

福島民友、5月1日の記事より引用

東電に悲痛な叫び 計画的避難区域・飯舘の少女

東京電力の鼓紀男副社長が30日、村内全域が計画的避難区域に指定された飯舘村と一部地域が指定を受けた川俣町で住民説明会を開き、住民に謝罪した。4月22日の指定以来、幹部が現地を訪れ、謝罪するのは初めて。これまでの避難と異なり、避難開始までの期間に住民がいかに生活基盤を確保するかが重要となる中、参加者からの質問は「いつ、どのように補償を開始するのか」といった補償問題に集中したが、東電側からの明確な答えはなく、避難開始への不安を残す結果となった。
「私が将来結婚したとき、被ばくして子どもが産めなくなったら補償してくれるのですか」。人口約6100人全てが避難対象となる飯舘村で行われた説明会。原発事故から1カ月半が経過してようやく謝罪に訪れた東電側に対し、住民は怒りをぶつけ、将来の不安を悲痛な叫びとして訴えた。
出席した村民約1300人が見守る中、同村飯樋の高校1年生渡辺奈央さん(15)は、将来の被ばくリスクについて質問した。鼓副社長は「とても重い質問。影響が出ないようにしたい」と答えると、「危ないからもっと早く避難すべきと言ってほしかった」と対応の遅さを指摘した。

(引用ここまで)

「とても重い質問」なのには、意地悪な言い方ですが理由があります。将来の事象に対する補償という行い自体困難なものですが、東電側にとってこんな負担は御免蒙りたいという心理は当然存在するでしょう。一定割合で、上記リスクは存在します。リスクが顕在化したとき、補償は裁判という形で求めることになります。そのときになって、被告となるであろう東電が何と言うかは、ほぼ間違いなく予見できます。

因果関係が明らかでない

この記事では直接言及されてませんが、この高校1年生はこう言いました。

防波堤なんとかするべきだったのに、何もしなかったのはどうして

学校の制服どうしてくれるんですか

この村で居続けて子供を産めなくなったら、補償してくれるのですか?」

原発における事故の危険性は、事前に指摘されていました。それを経営のために無視した以上、責任回避は許されません。責任がある以上、原発事故により生じた損害は原則としてすべて補償しなければなりません。しかしこの場には社長たる人物の姿がなく、東電側が自らの責任についてまったく言及するつもりがなかったのも納得です。つまりは茶番であり、このような三文芝居を見せつけられた住民の皆様の憤懣は、想像に余りあります。

この事故は、必要な対策を自らのエゴを優先させて怠った、電力会社の責任でもあります。今回のような無責任な態度には、おのずから限度があります。心ある皆さんには、彼女の心からの叫びと、繰言を続ける役員共のあり様、両者をしっかり比較していただきたいと思います。

以下、少しだけおまけ。
原子力安全・保安院の面々は、真っ先に50キロ先まで逃亡してしまいました。今になってようやく住民を避難させようとしていますが、それまでの間何をやっていたのでしょうか。児童に20ミリシーベルトという基準を押し付け、自主的に土壌を除去した郡山市の対策に対して「余計なことはするな!」とのたまう大臣殿・・・児童の安全を守る、という観点で仕事をしていない政府関係者の存在価値を疑います。身内からも離反者が出る始末・・・国際的に猜疑の目で見られるようになって、結構時間がたっています。今後一層、政府とやらの不実を問う作業が、一般有権者(納税者、でもいいです)として必要となるでしょう。
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