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(奈良と産科医と残業代・つづき)愚劣な奈良県につける薬なし
2010-12-03-Fri  CATEGORY: 医療崩壊
はじめに、今回の記事はこちら(前回のエントリー)も参照いただければと思います。

そして表題ですが、医療関係者にとって「奈良県」とは、こういうところです。

鹿坊主に500万、産科医の残業代はプライスレス

1300年祭に100億、産科医の残業代はプライスレス


最初におことわりしますが、奈良県民の皆様への中傷ではありません。しかし、今後の流れによっては奈良県民も非難の対象となりえます。それだけは、理解しておいてください。

今回は、こちらを引用します。

12月1日産経の記事より

産科医 割増賃金支払い訴訟 「慎重な判断を」奈良県が上告

産経新聞 12月1日(水)7時57分配信

県立奈良病院(奈良市)の産婦人科医師2人が、夜間宿直や休日勤務などの割増賃金の支払いを県に求めた訴訟で、県は30日、計約1500万円の支払いを命じた一審判決を支持した大阪高裁判決を不服として上告した。

11月16日の高裁判決は、同病院で行われた16~17年中の分娩(ぶんべん)のうち、6割以上が当直時間帯だったと指摘し、割増賃金を支払う必要がない「断続的労働」だったとする県の主張を退けていた。

県庁で会見した武末文男・県医療政策部長は「宿日直勤務をすべて時間外勤務で対応すれば、労働時間の制約があり夜間の救急に対応できなくなる。交代制勤務も医師不足の状況で直ちに実行することは不可能」とし、「厳しい医師の労働環境や全国の救急医療の状況などを踏まえた慎重な判断を最高裁で求めたい」と上告理由を説明した。

一方で、武末部長は医師2人が割増賃金を求めている16年当時の同病院の労働環境については「過重な労働環境だったことは争うものではない」とした。

(引用ここまで)

やはりというべきか、愚かな奈良県は上告という選択をしました。それは医療者にとって福音となる可能性がありますが、県民にとっては最悪の選択です。この上告が受け入れられることはほぼ無いでしょうし、そうなれば医療者への残業代を踏み倒す愚か者は根絶することも可能です。しかしこの一件は医療者の間に「奈良に居残っても死ぬまで酷使されるだけ、早く逃げたほうが得策。わざわざ奈良を選ぶなんて自殺行為」という認識を広げる、きわめてネガティブな意味で決定的な要因となりました。以前から奈良は大阪に依存する部分が大きかったですが、これで奈良の医療崩壊は更に進みそうです。

勤労者に対する残業代の支払いは、法律により定められた義務です。それを自治体みずからが勝手に破ろうとする地域というのは、間違っても仕事場に選びたくない場所です。翌年春には、知事選挙があるようですが・・・もし今の知事がこの一件に対する批判抜きで再選されるようなことがあれば、医療者たちの非難は「再選を許した奈良県民」に対しても、当然向けられることとなります。奈良県民の皆様におかれましては、そのことも十分考慮された「慎重な判断を知事選で求めたい」と思います

今回は、もうひとつおまけです。

11月26日産経の記事より

最新医療も奈良の「魅力」 中国の旅行社に県PR 奈良

県は25日、「医療ツーリズム」に焦点をあて、中国の旅行会社を対象にファムトリップ(下見旅行)を実施すると発表した。医療ツーリズムは海外で最新医療を受診する渡航形態で、今回は県内の医療機関の視察を行う。県は「東京や大阪など買い物がメーンの『ゴールデンルート』に対抗する新たなプランとして打ち出したい」としている。

政府や各自治体が新たな成長産業として推進する医療ツーリズムで、県は中国人富裕層の需要を見込んでいる。

訪問を予定しているのは人間ドック専門の医療機関「グランソール奈良」(宇陀市)で、これまでに米国人やタイ人などの受け入れ実績もあり、宿泊施設も備えられているという。

県国際観光課は「寺社だけでなく、最新の医療設備も中国でPRしてほしい。医療ツーリズムを奈良観光の魅力の1つに加えたい」と話した。

(引用ここまで)

現地で働く医師も大切にできない地域が、他の地域から患者を呼び集めようとするとか、笑い話もここまでくれば上等だと思いました。まあ、医療ツーリズムは「ツーリズム」だから、観光政策の一環と考えれば多少はうなずける点もありますが。しかし地元で働く医師を粗末に扱い、県民に医療難民の苦難を押しつける一方、こんな風にお金持ちの外国人はVIP待遇・・・上でも書きましたが、これで県民が怒らなければ、県民の皆さん・・・きっと後悔しますよ?
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