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(脳死と臓器提供)来るべきものが来た、という感じ
2010-08-11-Wed  CATEGORY: 医療崩壊
表題ですが、やむを得ないと思っています。ただ、この件についてしっかりした考えをした人はほとんどいないように思われます。この機会に、考えておきたいところです。

今回は、こちらを引用します。

キャリアブレインの記事より

書面による本人意思表示ない初のケース ― 87例目の臓器提供へ

8月9日21時2分配信 医療介護CBニュース

日本臓器移植ネットワークは8月9日、厚生労働省で記者会見を開き、87例目の脳死下での臓器提供が行われると発表した。脳死と判定された男性は、家族に対して臓器提供をする意思があることを口頭で表明していた。7月17日に施行された改正臓器移植法では、従来は必要だった本人の書面による意思表示がなくても、口頭での意思の確認でドナーになることができるよう変更された。今回はこの変更点が適用された初のケース。

ネットワークによると、ドナーとなったのは20歳代の男性。交通事故によるけがで5日、治療を受けていた関東甲信越地方の病院で脳死状態になった。男性はあらかじめ家族に対して、口頭で「万が一の時は、臓器提供をしてもよい」と伝えており、家族もその意思を尊重して提供に同意したという。このため、ネットワークの担当者が病院に出向いて家族に説明した上で、1回目の脳死判定を8日に、2回目を9日に実施。その結果、心臓、肺、肝臓、腎臓、すい臓が提供可能だと判断された。

臓器の摘出は10日未明に行われ、移植可能かどうかの最終的な評価を行った上で、心臓は国立循環器病研究センター(大阪府)で20歳代男性に、肺は岡山大病院で20歳代男性に、肝臓は東大医学部附属病院で60歳代女性に、腎臓の片方は群馬大医学部附属病院で10歳代男性に、もう一方の腎臓とすい臓は藤田保健衛生大病院(愛知県)で50歳代女性に、それぞれ移植される見通し。

ネットワーク医療本部の小中節子部長は、「慎重に本人や家族の意思を尊重しつつ、法改正で新たな手続きが加えられているので、さらに慎重にやっていきたい」と述べた。

(引用ここまで)

法律の改正には、やむを得ない理由があります。こちらを参考にしていただければ。

WHOの「指針」について

海外で移植手術を受ける行為は、確かに臓器の略奪といった面があり、倫理上問題があります。自国で臓器については供給できるようにすべきというのは、一つの結論です。ただし・・・そのまま国内で臓器移植がスムーズに進むかといえば、難しいのも実情だと思っています。

いくつか、問題と思われる点を挙げました。

・ 医療側 → 移植を行う体制がどこまで整っているか
・ 臓器を提供する側 → 意思表明がどこまで明確に行われるか

医療スタッフの数は、決して十分ではないというのが理由の一つですが、もうひとつ・・・国内における移植手術の報酬は安いのです。副作用などのリスクが高い難手術に十分なだけのプレミアを、医療制度は保障していません。また、臓器を提供する側の意思表明にも問題があります。

「移植ネット理事の一問一答」

意思表明は重要な問題です・・・ここがはっきりしないと、移植は成り立ちません。今回は移植を行うことにつき、なんとか必要な要件を満たすことができましたが、状況によってはこれが成り立たない可能性もあります。またプライバシーの問題もあります。医療側は十分配慮して対応を行っていますが、マスコミ等は何とかして個人情報を得ようとするでしょう。
それ以上に問題なのは、脳死と臓器移植について十分な考えを持っている人がおそらく少ないであろうと推測できてしまう現在の状況です。自分自身もそうなのですが、臓器移植についての意思表示を行っている人はそう多くありません。しかしこうした状況に遭遇する可能性は、一定割合で存在します・・・端的に言えば、普通に道を歩いていたって、交通事故の確率は存在するわけですし。そうなってからでは、意思表示などしようがない・・・これは、そういう問題なのです。

今回もそうでしたが、医療側の負担は相当に大きいものがあります。患者側の人間ができる数少ないことは・・・しっかり考えて、あらかじめ意思表示を行っておくこと。これだけでも、相当違ってくると思います。
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