QMA、その他ゲーム以外のことも、つれづれなるままに書いていこうと思います。どんな文章になることでしょうか。
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(参院選直前)与党のやってきたことを採点してみます
2010-07-08-Thu  CATEGORY: 医療崩壊
3日後には選挙があります。今後のことを考えたら、極めて重要な選挙です・・・すでにワタクシは投票を済ませていますが、皆さんにはこのことも考えていただければと思い文章を書いています(他分野、与党以外は今回対象としていません。与党の医療政策の問題を書くつもりなので)。何らかの良い影響を与えられたらと思う次第です。

・・・まず、民主党の今回のマニフェストです。

参院選マニフェスト、医療

そして、前回の総選挙のマニフェストです。

総選挙マニフェスト、医療

いろいろ、気にすべきポイントを列挙します。

・ 医療費をOECD加盟国平均まで引き上げると総選挙のときには主張していた彼らは、今回どこまで引き上げるかについて言及を避けている
・ 今回後期高齢者医療制度の廃止を「2013年」と明記しているが、廃止の道のりは明らかにしていない
・ 医師数の増加については、ほぼ変更なし
・ 勤務医の負担軽減については、今回コメントされていなかった

一番上が、特に問題と考えています。実際与党は「医療費をOECD加盟国平均まで引き上げる」と公約していましたが、現状はわずか0.19%。しかもこのようなカラクリが含まれての数値です。

2月3日のエントリー

さらには、それに対して歴代財務大臣が揃って反対しているではありませんか!

昨年12月25日のエントリー

「診療報酬イコール、そのまま医師の報酬」という出鱈目を振りかざし、必死に抵抗していた人物が最低でも2人は存在します(藤井氏、野田氏)。医療制度維持のため最低限必要な診療報酬さえ出し惜しみしているのはどうせ財務省の官吏たちでしょうが、その尻馬に乗って放言した彼らを見逃している歴代民主党政権の罪は、やはり重いといわなければなりません。この分野は明確な公約違反であり、マニフェストの文面を取り繕って誤魔化そうとしている時点で問題外と考える必要があります

またこの状況で、医師の数だけ増やしても効果は薄いと思われます。

6月21日のエントリー

報酬が増えないのに、新たに医師を雇える余裕が各医療機関にできるはずなどないのですが。ついでに・・・今歯科医は数を増やしすぎた結果、一部の例外を除き困窮するようになりました。過当競争を強いられているのです。また、医師を増やすには相応の年月が必要で、教育するスタッフを現場から連れてくる必要もあります。現役医師の負担が増えることは想像に難くなく、はたしてそこまで考えて「医師増」を主張しているのかきわめて疑問です。

後期高齢者医療制度のことについては、ほとんどこの1年ニュースで取り上げられているのを見たことがありません。一部公約の文面は進んでいるように見えますが、実際のところはどうなのでしょうか。他のことに気を取られている可能性はあります・・・注意してチェックする必要がありそうです。

ほかに、実際行われた診療報酬改定の中身について、このような問題があります。

2月19日のエントリー

医療費の明細を提示するよう義務付けることは、明確に医療サイドの負担を増やします。勤務医の負担を減らすといいながらロクに診療報酬を増やさず、それどころか新たな義務を押しつけているわけです。医療費の問題について、現与党の出してきた答案はほぼ無回答といってもよく、合格点とは程遠い内容です。

さらに・・・もうひとつ。

4月26日のエントリー

要するに、与党は病院など儲からないからやめてしまえと言っているのです。ここまでに書いたことなのですが、儲からないのはそもそも「診療報酬が不当に安く抑えられているから」であって、現場の努力が足りないからではありません。公約を破って診療報酬抑制を続け、その成果を「数年ぶりのプラス改定」とうそぶく一方で、非効率的経営を強いてきた医療機関をゴミのように放り捨て、地元民を医療難民に仕立て上げる・・・欺瞞に満ちた、実に効率的な医療破壊政策です

ここまで書けば十分かと思います。現与党は生活の再建を掲げ、旧与党の非をあげつらって政権を奪い取りましたが、今ではその相手と同じことを繰り返し行い、医療現場への攻撃を続けています。これが、生活を守ると公言してきた(そして、今でも臆面もなく主張し続けている)党派のやっていることの内実です。彼らにとって医療などどうでもよかったのです。明確に後退し(診療報酬引き上げ)、あるいはいつの間にか忘れ去られている(勤務医の負担軽減)公約の、その文面を見れば十分に理解していただけるかと思います。

そしてここで結論・・・はたして、それでも現与党に票を入れるのか。生活を「守らない」与党のために、そこまで有権者がしてやる義理が、はたしてどこにあるのか

ワタクシは、そう考えて一票を投じました。皆さんにも考えていただければと思います。

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コメント

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民主党に期待できないことは分かってました
コメント都筑てんが | URL | 2010-07-31-Sat 08:11 [EDIT]
赤松口蹄疫問題でなにかと話題になってる山田正彦議員は、2008年の東京崩落の件で「ベッドが空いてない、医師がいないなどの理由で安易に受け入れを断らないでほしい」とか言ってましたからね。

この時点で、民主党の医療に期待できないことは分かってました。

今の医療問題を、本当に正しく把握している議員は、はたしてどれだけいるのやら…。
お返事します
コメントセレネ | URL | 2010-08-03-Tue 07:51 [EDIT]
< 都筑てんが様 >

かの党のていたらくは、大体の人が知っていることと思います。先の総選挙で彼らに入れた人間の願望は「旧与党を引きずり下ろす」ことであり、それ以外の何物でもありません。今度は彼らを引きずり下ろし、一時溜飲を下げることになるのでしょう。

どの党派も、この問題に関しては大差ないように思います。そして議員の見識がその程度なのは、やはり有権者がそれと大差ない見識しか持っていないからでもあります。これは、そういう問題と思っています。
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