QMA、その他ゲーム以外のことも、つれづれなるままに書いていこうと思います。どんな文章になることでしょうか。
月の光に照らされて
スポンサーサイト
-----------  CATEGORY: スポンサー広告
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
ページトップへ
(○○○の演説)欲しいのは、繰言などではない
2010-01-29-Fri  CATEGORY: 医療崩壊
表題ですが、ギレン閣下ではありません。そんなに高等な生き物ではないところが、泣けてくるところなのか・・・あるいは、笑わせてくれるところなのか。求められるのは、具体的な行動だけです。

今回は、某総理大臣殿の施政方針演説を引用します。

(引用開始 → 毎日より引用

<はじめに>

いのちを守りたい。この思いから、10年度予算を「いのちを守る予算」と名付ける

<目指すべき日本のあり方>

インドのマハトマ・ガンジー師が、八十数年前に「七つの社会的大罪」を記した。「理念なき政治」「労働なき富」「良心なき快楽」「人格なき教育」「道徳なき商業」「人間性なき科学」「犠牲なき宗教」だ。今の日本と世界が抱える問題を鋭く言い当てている。一昨年の金融危機で直面したように、私たちが自ら作り出した経済システムを制御できない事態が発生している。経済のしもべとして人間が存在するのではなく、人間の幸福を実現するための経済を作るのがこの内閣の使命だ。これまで「官」が独占してきた領域を「公」に開く。「新しい公共」の担い手を拡大する社会制度について、5月をめどに具体的提案をまとめる。

<人のいのちを守るために>

来年度予算を「いのちを守る予算」に転換した。公共事業予算を18.3%削減すると同時に、社会保障費は9.8%増、文部科学費は5.2%増と大きくメリハリをつけた予算は、国民が選択した政権交代の成果だ。

子ども手当創設は、子育てを社会全体で応援するための大きな第一歩。高校の実質無償化を開始する。「子ども・子育てビジョン」で、子どもの成長を担う家族の負担を社会全体で分かち合う環境づくりに取り組む。診療報酬を10年ぶりにプラス改定する。配分も大胆に見直し、救急・産科・小児科などの充実を図る。来年度から2年間を集中対応期間として、年金記録問題を「国家プロジェクト」として取り組む。

(引用終了)

他にもいろいろ言っていますが、ここではコメントしません。少しだけ太くした部分ですが、ずいぶん図々しい物言いではあります。これだけのことがあっても、なお「いのちを守る」と言えるのだから・・・鉄面皮と後ろ指されてもやむを得ないかも。

この内閣になってから、たいして医療政策が改まってもいないことについては、こちらでもとり上げました。

12月9日のエントリー

これは「事業仕分け」というエセ改革により、必要な医療関連予算を切り詰めたことに対する先生方の抗議です。今いる医療スタッフに対して「お前ら、もっと安く患者様のためにご奉仕しろ!」という態度をとっている点で、現政権はこれまでと大差ありません。必要なのは、対価の支払です。国が医療のためにどれだけの対価を用意できるかが問われているのに、その逆で応えたのだから、引用文そのままで「いのちを守る」という台詞に値しません。

12月25日のエントリー

そしてこちらは、結局名目だけのプラス改定でお茶を濁した、現政権のご都合主義の何よりの証拠となります。生活保全のためには、当然ながら医療制度の保全も必要です。貧者が医療から疎外される国で、健全な社会が実現するはずもありません・・・それは、アメリカの悪し様(「シッコ」「ジョンQ」等をご参照ください)が証明しています。現実には、医療機関は医師に支払うべき残業代すらネコババして帳尻を合わせる始末・・・医師が過労で斃れているのを見て見ぬふり、ほんの少し上げてみせた(ついでに・・・「配分の見直し」など、本質的解決には程遠い!)だけで、恩着せがましいこの言い様。一体何様のつもりなのか?

政治の存在意義は、システムの大枠を定めて、必要な資源を何らかの形で調達し、適切な形で割り振るところにあります。社会福祉予算の増加を喧伝していますが、果たしてそのうち「本当に必要な」ものはどの程度なのか・・・極めて疑問です。少なくとも、医療制度の維持という観点からは、合格点に程遠い内容といえます。この程度の成果で、果たして現場で働く先生方が納得するかどうか・・・まず無理だと思います。彼らが必要とするのは具体的な成果であり、その場しのぎの繰言などでは断じてありません。

大幅な診療報酬の引き上げ、その他全ての医療関係者が直面する厳しい勤務環境を改善する具体的な措置なしに、医療関係者及びそれに同調する全ての有志は決して納得しないでしょう。それだけは間違いないと思います。
スポンサーサイト
ページトップへ  トラックバック0 コメント0
コメント

管理者にだけ表示を許可する
 
トラックバック
TB*URL
<< 2017/11 >>
S M T W T F S
- - - 1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 - -


余白 Copyright © 2005 月の光に照らされて. all rights reserved.
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。