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(診療報酬)「飴玉あげるから、あっちにお行き!」ということか
2009-12-25-Fri  CATEGORY: 医療崩壊
表題ですが、どうもそのように軽くあしらわれたような感じです。診療報酬の大幅引き上げを政権公約としておきながら、この程度の結果・・・明確な公約違反であり、政権の評価を下げる大きな理由になるでしょう

まず、こちらから。

毎日の記事より

診療報酬改定率:10年ぶり引き上げ 0.19%

財務省と厚生労働省は23日、10年度の診療報酬全体の改定率を0.19%引き上げることで合意した。医師不足が目立つ産科や小児科などを充実させるため、医師の技術料にあたる「本体部分」を1.55%引き上げる一方、薬の公定価格「薬価」などを1.36%引き下げた。全体のプラス改定は2000年度以来、10年ぶり

患者や公的保険から医療機関に支払われる診療報酬は、「本体」「薬価」を合わせたものだ。0.19%増は医療費ベースで約700億円増となる。厚労省の試算によると、年収374万円の中小企業の平均的な会社員の場合、保険料が年間285円程度、外来の窓口負担(3割)は1カ月当たり7.8円上がるという。

10年度改定を巡っては、減額を迫る財務省と、増額を求める厚労省との間で調整が難航。平野博文官房長官は23日午前、首相官邸に藤井裕久財務相と長妻昭厚労相を呼んで改定率の素案を示し、両者を納得させた。

また、両省は中小企業の従業員らが加入する全国健康保険協会(協会けんぽ)の保険財政を再建するため、国庫補助率を13%から16.4%に引き上げることで合意した。大企業の健保組合などと国費からそれぞれ900億円を投入し、平均保険料率(現行8.2%、労使折半)のアップを、想定より0.6ポイント低い9.3%程度に抑える。

さらに、▽生活保護の母子加算を10年度も継続(180億円)▽児童扶養手当を父子家庭にも拡大(50億円)▽肝炎対策(180億円)▽障害者のサービス利用時の負担軽減(110億円)--でも一致した。【佐藤丈一】

(引用ここまで)

ちなみに・・・ここ4回、8年で診療報酬は7.7%も下がっています。物価水準はほぼ横ばいだったので、それだけ医療機関の経営は悪化しています。実際多くの医療機関の倒産が起こっています・・・その中、たったその程度の引き上げとやらで、何かが良くなると考えるのであれば、その人は見識を疑われるかもしれません。またその中、医療スタッフは限界を超えた勤務を強いられています・・・この程度で、医療スタッフの待遇が改善するはずもありません。結局のところ「我々は診療報酬を上げてやったんだぞ、感謝しろよ?」とでもうそぶくつもりなのでしょう

ちなみに・・・案の定ですが、守銭奴の財務省は文句タラタラ。こんな感じでした。

財務大臣藤井(氏)の暴言

財務副大臣野田(氏)の暴言

せっかくなので、特に問題外の部分を書き残しておきます。

藤井(氏) → 「デフレの時にどうして上げるの? それは保険料にもかかってくる。私は曲げません」

野田(氏) → 「民間給料が伸び悩み、(公務員給与を左右する)人事院の勧告もマイナス2.4%。ドクターだけが高止まりでいいのか」


診療報酬は医師への報酬ではありません。少なくとも、それのみで成り立つわけではありません。正しくは「患者が受けられる医療の量と質を保証するための対価であり、投資である」。高度な医療を可能な限りどこでも受けられるようにするために、また貧富の差を理由として医療から疎外される者を出さないために、社会全体として「喜んで引き受けなければならない」負担です。医師への支払(超過勤務が恒常化していることを考えれば、時間あたり単価がどれほど「高い」のかも疑問ですが)の問題に矮小化し、医療スタッフに「もっと安く患者様のためにご奉仕せよ!」などと吐き捨てる彼らのクソっぷりには、反吐が出てきます

これが「生活を守る」とここ何年か公言して旧与党の罪を難じ、政権を奪った現与党の有様です。どれだけ美辞麗句を並べ立てたとしても、またどのような言い訳に及んだとしても、この汚点を消し去ることは絶対的に不可能です。また我々は、いかなるゴマカシも許してはならない。悪い政治は、結局有権者の問題でもあります。公約への重大な違背にもかかわらず、その罪を免じ続けたのは誤りでした。特に医療に関して、有権者の無関心をいいことに医療費抑制政策を続けて公的保険としての医療を空洞化させ続けてきた政治の罪は(誰が政権を担当したかにかかわらず)重大です。その罪は、必ず贖わせなければなりません

そのためには・・・やはり我々患者側の人間がしっかりと、正しい見識を身につけることが必要なのです。上で挙げた両名は問題外の典型ですが、こうした妄言が受け入れられているのは・・・結局我々の見識がこの程度だからに他なりません。他人の給料袋の中身を気にして、ただひたすら妬むだけなら、ケダモノにでも出来るでしょう。もっと高いレベルで、つまり「社会制度としての医療(及び保険)を、将来どのようにしたいのか」という視点で物を言い、行いを為せるようにならなければ、医療「破壊」は進むばかりです。

最後に・・・せっかくなので、両名の選挙区を。

藤井(氏) → 比例(南関東ブロック)
野田(氏) → 千葉4区

有権者の皆様におかれましては、この両名は医療を「破壊する側の人間」であることをよくご理解の上、投票ください。
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