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(昨日の続き)閣僚の心根も、貧困だったか
2009-05-07-Thu  CATEGORY: 医療崩壊
医療崩壊の危機にある今、厚生労働大臣は最前線で絶望的な戦いを強いられている医師の先生方に少しでもまともな勤務環境を提供し、その士気を何とかして鼓舞する必要があります。しかし現実には、低レベルの責任転嫁で先生方を失望させ、落胆させています。

今回は、こちらです(5月6日時事通信)。まったく・・・閣僚までこんな発言をするのか!

舛添厚労相、診察拒否には適切指導を

舛添要一厚生労働相は6日午後、江利川毅事務次官ら同省幹部との会議で、新型インフルエンザ感染の可能性の低い患者が医療機関から診察を拒否されるケースが相次いでいることについて、「診察拒否は医師法違反であるので、社会的義務としてきちんと対応してほしい」と述べ、適切な指導に努めるよう指示した。また、会議に同席した河村建夫官房長官に対し、成田空港などで「機内検疫」に当たる検疫官が不足しているとして、自衛隊の医官増員などを要請した。
一方、河村長官は、連休返上で新型インフルエンザ対策に従事する厚労省の職員を激励した。河村氏は「日本が(感染者)ゼロという状態のまま続くとは思えない。国家の危機管理の重要課題として国を挙げて取り組む」と述べ、水際対策や国内で感染者が発生した場合の拡大防止策に万全を期す考えを強調した。 


昨日も書きましたが、診療拒否は既存の患者を感染リスクから守るための、必要な選択でした。「診療拒否だ!」と喚き散らして現場を混乱させる報道の尻馬に、まさか閣僚までが乗るとは。ここで本来必要だったのは、そうした軽薄な記事を書き飛ばす新聞その他を叱り飛ばし、適切な対応を患者側に促すことでした。この発言ではメディアの悪態を追認するだけではなく、みだりに患者が病院に押しかけるきっかけになる可能性すらあります。

現在の、医療機関の状況はこんな感じです。いずれにしても、かなり危機的です。

・ タミフルその他の治療薬が払底していること
・ インフルエンザの簡易測定キットすら品薄であること

そんな中、患者側が必要な対策は、こんな感じです。

・ 安静にすること(睡眠をしっかりとることも含め)
・ 栄養は、しっかり取ること
・ みだりに外出しないこと(「うつす」可能性があるため)

今病院に行っても、望む満足な治療が得られるかどうか、かなり疑問です。病院に行く過程で多くの人と接すれば(公共交通機関は特に危険)、ウイルスをばら撒くに等しい行為となります。いずれにしても、症例が疑わしい患者は病院に行かない方が好ましいのです。

昨日も書きましたが、すべからく責任は医療関係者のみに押し付けられる傾向があります。まあ、低医療費政策で現場を壊滅に追い込んでいる厚生労働省の、そのボスにまとも以上の行動など、期待できるはずもなかったのでしょうが。しかしこうやって先生方の心証を害していると、いずれ誰の協力も得られなくなります。医療行政は、医師の協力なしには成り立ちません。今回のように、何かあるたび医師のせいだと喚く単細胞の糞マスコミに便乗し、医師を法令違反と恫喝するような閣僚は現場の支持を失っても当然ですし、その場合閣僚としての存在意義を問われることになります。

せっかくなので、どうしても法令違反だと言い張るのであれば、多くの医師が労基法違反の超過勤務を強いられている現実についても、しっかり答えを示してほしいものです。医師がどれだけ過労死しても無視するくせに、理由があっての診療拒否をことさらに目の敵にする、そのどうしようもなく歪んだ頭には難しいことでしょうが(嘲笑)。

医療現場の貧困は、もとを辿れば皆の心の貧しさに起因しています。対価をケチり、文句だけは一人前のお子様であり続ける限り、誰にも助けてもらえません。助けてもらうために、日頃からどれだけのことを医師と医療に出来るか(それ以上に「したいのか」)が、今後更に厳しく問われることになります。
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