QMA、その他ゲーム以外のことも、つれづれなるままに書いていこうと思います。どんな文章になることでしょうか。
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タダ働きなんて、冗談じゃありませんッ!
2009-03-14-Sat  CATEGORY: 医療崩壊
表題ですが、全くその通りです。やってられない、の一言です。

今回は、こちらを引用しています。

(引用開始)

医師5人が時間外勤務拒否 県立八重山病院

2月分以降手当支給停止で
なお拡大すれば 医療サービスに影響

県立八重山病院で2月分以降の時間外勤務手当の支給が停止され、数人の医師が当直を含めた時間外勤務を拒否していることが10日、関係者の話で分かった。これまで不払い分は次年度の4月に遅配という形で支給されてきたが、今回は県病院事業局が予算措置しないと通知してきたため。関係者によると、すでに時間外勤務を拒否している医師は5人。拒否者が増えると残った医師に負担がかかり、過重労働によって「優しい気持ちで仕事ができなくなるのではないか」との懸念も出始めている。住民への医療サービスが低下するおそれもあるだけに、一刻も早い解決が求められそうだ。

時間外手当は午後5時15分から翌午前8時半までの時間外と土日の勤務に支給される手当。事業局によると、これまでは病院経営の厳しさから、時間外手当は繰り延べされ、次年度予算で支払いをしてきたのが慣例。関係者によると、八重山病院の場合は10月以降の分が翌年度に支給されてきた。
事業局によると、2008年度はこれまでと違い、時間外手当などの経費を含めた予算編成を行い、通年予算として各病院に執行させたという。八重山病院では今年2月から時間外手当の執行額が当初予算額を超過、3月4日付で事業局と調整を終えるまで時間外手当を停止すると職員に通知した。
形式上は院長の命令で時間外勤務をしているが、手当がないということは業務命令ではないとして医師の間では「ボランティアで仕事をしていることになる」との批判が出ている
事業局は「08年度は時間外勤務手当などを含めて予算措置したが、なお足りないというのであれば、特殊な要因があるかないか精査し、病院側と調整した上で検討していく」としている。

(引用終了)

沖縄県は、医師の先生方に、必要な給与を支払わないつもりでいます。先生方が勤務を拒否するのは当然のことであり、そのことを非難するのは筋違いと言うものです。批判されるべきは勤労の対価を支払わずに済ませようとする県の態度であり、それ以外の何物でもありません。にもかかわらず・・・この新聞、まるで「こいつらがサボるから、他の医者がヒィヒィ言っているではないか!」とでも言いたげな文章です。この件について、地域住民がどういう考えなのかもわかりませんし、まず解決は難しそうです。
一度こういう話が広がると、もう金輪際医師の先生方は来てくれなくなります。ここでも書いたことがありますが、医師は普通にネットをやっていますし、医療に関する事情についても、とても詳しいです。悪い話ほど広がるのは早いもので、この地域は「行きたくない場所」の烙印を押されてしまったも同然と考えられます。

まあ、そうした先生方がこの件で驚くことは、さほどないかもしれませんが・・・実は、以前にこんな話がありました。

こちらから引用)

県病院事業局、医師手当など全廃2008年10月28日 県病院事業局が県立病院で働く医師298人の医師手当、調整額の全廃、初任給調整手当の支給限度額の引き上げなど手当の見直しを2009年度実施の方向で検討していることが28日までに分かった。病院事業局は、医師手当などの見直しの理由を「人事院勧告に従い、医師確保のための初任給調整手当を引き上げる財源としたい」と説明している。一方、県立病院医師は「医師確保のために働いている中堅医師の給与が削減されるのは本末転倒」と批判しており、離島・へき地の医師確保が困難になるとの指摘も出ている
特殊勤務手当の医師手当は、県庁を除く本島中南部以南の勤務地で月額4万5000円、県庁(事務職)・北部で同9万5000円、宮古・八重山で同16万円、南北大東島の診療所で同20万円が支給されている。全廃されると、年間総額で2億3520万円の削減。調整額は同1億4151万円の削減となる。
一方、勤務35年目までの医師に支給される初任給調整手当については、県人事委員会の勧告に従い、上限を月額30万6900円から41万900円に引き上げることを検討、年間総額では3億4371万円の増額となる。
同局は今月23日に県公務員医師労働組合、県公務員医師管理職労働組合に提案したが、組合側は受け取りを拒否。来月上旬あらためて提案したいとしている。
親富祖勝己県公務員医師管理職労組執行委員長は「医師手当は特に確保が難しい離島、へき地での勤務に手厚く支給されている。それがなくなれば、離島、へき地の医師確保が難しくなり、医療が崩壊する。また若い医師を指導する中堅医師への影響も大きく、中堅医師の流出にもつながり、研修制度も崩壊しかねない」と指摘している。
県公務員医師会が昨年5月に会員226人を対象に実施した「医師偏在化問題と医師手当に関する意識調査」では医師手当が廃止された場合、47・5%が「退職したい」と回答、「最後まで勤務する」とした9・5%を大きく上回っている。

(ここまで)

このニュースは半年ほど前です。沖縄県があからさまに医師への対価をケチり始めたのはずっと前のことであり、八重山病院の件はその延長線上の出来事です。まあ、仕方ないと思います・・・お金がない、は言い訳としてあり得るかもしれません。ただしそれなら、相手の施しなど期待すべきではありません。桃鉄の貧乏神ではありませんが、「世の中タダは絶対にないのねん」という言葉がそのまま当てはまります。
何度か書いたことですが、人の施しを求めるなら、最低限それに値する対価が必要です。今回の件で沖縄県にその意思がないことが十分すぎるほどに明らかになりました。では地域は・・・どうなのでしょうか。先生方に残ってもらえるだけの、そして頑張ってもらえるだけのものを、地域は提供することが出来るのか。ほんのちょっと前延岡の件でも書きましたが、それが重要です。

医療を受けるのに必要な、対価の問題・・・こういうニュースが多いので、やっぱり皆わかっていないのかもと、慨嘆することが多いです。
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コメント

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コメントALMA | URL | 2009-03-14-Sat 11:22 [EDIT]
そろそろ記事としてセレネさんがとりあげるのではないかな、とは思っていましたが。

後こんな記事も。

「教授ら救急医4人全員が辞職 鳥取大・救命救急センター」
http://www.asahi.com/national/update/0314/OSK200903130156.html

どこもかしこも崩壊寸前(もしくはすでに崩壊済み?)です。

診療報酬の問題とかDQN患者とか医療訴訟とかいろいろ絡んできますが、
やっぱり問題を正しく認知している人が少ないのが一番の原因かなと思っています。
そういう意味で、諸悪の根源は正しく報道しないどころか、崩壊を促進させる方向ばかりにもっていくマスゴミにあるのでと思っています。
(私は昔からマスゴミ大嫌いですし)
お邪魔しました(^^)
コメント★KEEP BLUE★ | URL | 2009-03-14-Sat 23:07 [EDIT]
こんにちは。(*^_^*)
今日は家で仕事しています。
娘を寝かせながら見させていただいています。
またゆっくり寄らせていただきます。
ブログ応援してます(^_^)/
それでは。失礼します。
お返事します
コメントセレネ | URL | 2009-03-16-Mon 20:36 [EDIT]
< ALMA様 >

メディアの罪は、確かに重いです。大淀で毎日その他が一体何をしたか、忘れるものではありません。でも、それを免責し続けている一般大衆の無知については、もっと罪が深いと考えることもあります。果たして、鶏と卵、どっちが先なのでしょうか?

紹介してくださった記事は、今回書きます。

< Keep Blue様 >

個人的趣味も多い日記ですが、また見に来てくれると嬉しいです。まあ、こちらの論題は気が滅入るものばかりですが・・・
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