QMA、その他ゲーム以外のことも、つれづれなるままに書いていこうと思います。どんな文章になることでしょうか。
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これだけの物言いが出来る人が、まだいた
2008-10-29-Wed  CATEGORY: 医療崩壊
表題ですが、墨東の件、もう少し続けます。まずはこちらを。

安心して産める社会に=「誰も責める気ない」-死亡妊婦の夫が会見

10月27日21時13分配信 時事通信

東京都内で8つの病院に救急搬送を断られた妊婦(36)が脳内出血で死亡した問題で、夫の会社員男性(36)が27日夜、厚生労働省で記者会見し、「妻が浮き彫りにしてくれた問題を、力を合わせて改善してほしい。安心して赤ちゃんを産める社会になることを願っている」と訴えた。
夫によると、妊婦特有の高血圧もなく健康だった妻の容体が変わったのは4日夕。掛かり付けの産科医院に着くころには頭痛が激しくなり、医師が搬送先を探している間中「痛い痛い」と言い続けていた。「こんなに医療が発展している東京でどうして受け入れてもらえないのか、やりきれない思いだった」。
約1時間後、都立墨東病院での受け入れが決定。救急車では「痛い」とも言わなくなり、「目を開けろ」と言ったら辛うじて開ける状態。「病院に着くころにはもう開けなかった」と振り返り、声を詰まらせた。
搬送要請で、医師は頭痛が尋常でない状況を伝えていたといい、「伝わらないはずがないと思うが、誰も責める気はない」と夫。最初に断った同病院の当直医について「傷ついて辞めるようなことになったら意味がない。絶対辞めないでほしい」と話した。
さらに脳死状態で3日間を過ごした妻が亡くなる日、保育器に入ったままの赤ちゃんを連れてきて妻の腕に抱かせてくれて、親子水入らずの短い時を過ごしたエピソードを披露。「墨東病院の医師も看護師も本当に良くしてくれた。彼らが傷つかないようにしてほしい」とした。
夫は、医師不足や搬送システムなど浮き彫りになった問題について「のど元過ぎれば忘れるのではなく、具体的な目標を持って改善に向かってほしい。何かが変われば『これを変えたのはおまえのお母さんだよ』と子供に言ってあげたい」と話した。
 

時間があれば、何度でも読んでいただければと思います。素直に、高い評価が出来る発言です。敬意を持つこともできます。患者側の人間で、ここまで大人の態度をとれる人は、残念ながらほとんどいないと思います。現状認識も、その原因がどこにあるのかの自覚も、だいたいの人は不十分です。それを思えば、稀有とさえ言うことができます。

おそらく、この方は十分理解されていると思います。医師が現場を立ち去る本当の理由を。改善のために、自分たちが何をしなければいけないのかも含めて。この方の呼びかけは社会全般に及ぶものです・・・政治や行政の真剣な取り組みも必要ですが、何より全有権者の自覚を求めています。医療を良くするための投票行動、一患者としての振る舞い、あらゆる面で正していく必要がある・・・自分はそのように思います。

もしこの国の患者が救われるのだとしたら、こういう考え方をできる人がもっと多くなって、もっと多くの人が正しい行いをするようになることが条件でしょう。皆が、この発言から何かを得ようと考えるべきだし、自ら行動に踏み切ることが必要です。そのための、ひとつの模範解答と考えています。

それに引き換え・・・こいつ等は!
問題の文章です。

また読売か!

また、何かあったら医療側のせいにするつもりか。この問題が、医療側のがんばりだけで何とかなると、まだ思っているのであれば思い違いも甚だしい。この国の医師は、せいぜい20数万人・・・その程度の人数で背負いきれるほど、この国は軽くもなんともないのだ。皆で労苦を共にし、力を合わせることによってしか、この問題もまた解決することは不可能。政治も行政も、一人一人の患者も、ついでにメディアも総力を結集してこそ前進がありえる、そういう問題。

それをあたかも医療側の怠慢であるかのような物言いで書き立てる、何と卑しいものだ。上でとりあげた、ご遺族の立ち居振る舞いと比べてみれば、その落差に愕然とすらさせられる。別に読売だけの罪ではない、皆メディアは同じ態度でこの問題を見てしまっている。当事者でさえここまで冷静に、見事なまでに見切ってみせるというのに!

誰かのせいだと言い募る前に、自らの深い罪を直視せよ。それが出来ないからこそ、この国のメディアは(特にこの論題については)誰の信任も得られないのだ。医療現場を悪言を恣にして破壊しつくしたくせに、いまさら正義の味方のつもりとは、片腹痛いにも程があるッ!

・・・ここまで腹を立てることは、珍しいですが。いい加減にしておかないと、もっと多くの敵を作ることになりますが、それでいいのでしょうか?

それだけは、最後に書いておこうと思います。
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コメント

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コメントALMA | URL | 2008-11-21-Fri 03:11 [EDIT]
おひさしぶりです。

医療崩壊ということで、閣僚の発言ネタにほうにでも投下しようかと思いましたが、古いですがこちらの方が適切かと思いました。

割りばし事故医療過誤事件控訴審 業務上過失致死に問われた医師に無罪判決 東京高裁
http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/fnn/20081120/20081120-00000464-fnn-soci.html

とりあえず無罪でよかったです。
考えてみれば、医療訴訟ってこの一家(+マスゴミ)から始まったと思います。
当時の知識のなさとマスゴミの印象操作に踊らされていたならば
有罪を支持していたかもしれませんが、
今となっては、むしろ母親の過失致死では?としか考えられません。


女児「死亡は搬送遅れが原因」 青森の両親が元院長提訴
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/society/130120.html

どうやら次のターゲットは青森のようです。
そもそも4年半前のことをいまさら訴える意味がわかりません。
訴訟ブームに乗ったのか、弁護士にそそのかされたのかは知りませんが、
(個人的に)悪名高い北海道新聞の記事から読んでも
原告が勝てるとは思いません。

しかしまあ、医者側勝利でも裁判やら何やらで、
診療時間が減るのは医者側にとって苦痛以外の何者でもないと思うのですけどねえ・・・。
お返事します
コメントセレネ | URL | 2008-11-22-Sat 21:33 [EDIT]
< ALMA様 >

お久しぶりです。AnAn次回作ですが、名義を変えて遊ぶことにしました。よろしくお願いします。

割り箸事件は知っています。結果については、出張先で知りました。これから書こうと思いますが、もう遅いのではないかと思います。逮捕、基礎の時点で禍が成ってしまった感じです。

当事者は仕方ありませんが、周囲に煽動する者がいるので、ややこしくなってしまった問題です。こうなってしまっては、行き着くところまで行き着くでしょう。そのときに誰が何を言うか・・・しっかり見ておきたいものです。

青森の件は初めて知りました。これも「我慢すべき」範疇と思います。有権者として医療のために良い選択が出来なかった以上、甘受すべき結果です。そこまでの視点を持っているものが、やはり少なすぎると思いました。
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