QMA、その他ゲーム以外のことも、つれづれなるままに書いていこうと思います。どんな文章になることでしょうか。
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(大野事件)君達のアホ面には、心底ウンザリさせられる
2008-08-22-Fri  CATEGORY: 医療崩壊
大野事件の追記です。今回は各メディアの反応と、その問題でも書こうと思います。表題どおり、こういう話題はウンザリすることばかりですが、しっかり記録を残しておくことは必要です。

まず、各社の社説でも。

朝日社説

読売社説

産経社説

毎日社説

以下、追記です。
毎日のクソっぷりには、もう何も言うことはありません。大淀の件(毎日がヨタ記事を垂れ流したせいで病院が産科をやめ、奈良県南部の産科が壊滅したことがあります)以来医師にボロカスに叩かれていることへの、ルサンチマンというやつでしょうか・・・

まあ、「県警が異例の強制捜査に踏み切ったのも・・・」の一文については、前半は同意しますが。ただし、後半については逆です。20日の本文でも書きましたが、この国の患者サイドの考え方が、ずいぶん劣化したように感じられます。何かあったら他人を悪し様に言い募る卑しい風潮のひとつのあらわれ、というのであれば正しいでしょう。結果が悪ければ適当な他人をつかまえて散々に腐し、自分の安っぽいプライドを満足させるという、どうしようもなく下劣な態度を医師に対してもとりつづけている。そうやって医師をつるし上げているうちに、多くの医師が愛想を尽かし、現場を立ち去っているのですが。そういう部分については、今に至るまで無視しているわけです。

これらの社説、その他の報道、更には放送局が流した電波も含め、共通する問題点を指摘しておきます。

① → 医師の手により救える事例ばかりではなく、手を尽くしても助からないこともありえるという事実に対して、忠実でない文章が多いです。今回の事例は極めて稀な症例であり(産科医にとって一生に一度、あるいはそれ以下)、経験のある医師はおそらく非常に少ないと考えられることが十分に理解されていません。また、どんなに細心の注意を払ったとしても、一定確率で手術は失敗に終わります。そのことに対しても、十分な理解があるかどうか、極めて疑問です。

② → 十分な医療を行うには、十分な財政的裏づけが必要です。しかしこの国では、診療報酬がここ数年削減され続けています。医療費抑制が国是となってしまっており、医療機関の経営は危機的状況にあります(だから、各地で病院が倒産しているのです)。また財政だけでなく、人材も必要です。しかし現実には、国が十分な医師数を養成しておらず、とても地方都市にまで十分な人数の医師を配置できません。こうした事情について、果たして十分理解して書いているのでしょうか・・・

③ → 患者側の発言に対し、ここまで無批判なのもどうかと思います。残念ですが、遺族の方の発言について、自分は同意することができません。遺族の方は今後、医療体制が改善されるよう要求されていましたが・・・そのために必要な財政的裏づけの点について、全く言及がありませんでした。要求するだけなら、誰にだって出来ます。またこの方は以前、加藤先生が厳しく罰せられることを望む発言をしていました。個人の処罰感情が公益にどれだけ優先するのか・・・これらの問題点について、メディアはしっかりフィルターをかけて報道すべきでした。当事者の発言については仕方ありませんが、周辺が煽るのはアンフェアで毒も強い行いです。

④ → これが決定的。当該事件は冤罪であるところ、その部分について全く触れられていない。個人の人権が、権力の乱用によって侵害されていることについて、ここまで鈍感なのかと慨嘆せずにいられません。その時点で、どのメディアもこの問題を報道するに値しません。

メディアが当該事件に際し、やらなければならないことは以下の通りです。

・ 冤罪であることを知らせ、不当な逮捕や起訴に抗議すること
・ 警察や検察を先走らせたものの正体を見極め、社会一般に警告すること

残念ながら、今に至るまで加藤先生を殺人者呼ばわりする下劣な言論が蔓延っています。これは20日にも書いたのですが、罪がなくても何かあったら他人のせいにして再起不能になるまで集団でリンチを加える卑しい輩が、ずいぶん目立つようになりました。そうした世相こそ、警察や検察を誤らせたものの正体と言ってもいいかと思います。そうした卑しい風潮を咎めることにより、個人の名誉を守るのも、メディアの重要な役割です。
しかし彼らのやってきたことと言えば・・・その逆でした。こと医療に関しては、さほど重大でない事例であっても大げさに取り上げて「医療ミス!」と喚き散らし、多くのナーバスな人間にありもしない医療不信を植え付け、医師と患者の信頼関係を再起不能なレベルまで破壊してしまいました。過度に患者側に肩入れし(あるいは意図的に)、邪悪な思想を植え付け(たとえば、患者側は何を言っても許されるといった感じの)、医療サイドを敵視するよう仕向けたこともあります。この国のメディアは、医療を良くするためにではなく、医療を破壊するために活動している・・・それが現実です。

総じて、彼らはこの件について他人事です。医師がいなくなれば、患者も医療難民になって野垂れ死にです。そのことが果たして、どれくらい理解されているものか不明です。他人事だから、あれだけ下劣な医師叩きができるのでしょう。まあ、彼らがどんな形で報いを受けたとしても知ったことではありませんが。できれば、メディア関係者だけで不幸になってほしいものです。

せっかくなので、某大佐をもう一度召喚します。最後はこの台詞で(お粗末ですが)。適当なメディアの名前でも入れてあげてください。

「見ろ・・・○○がゴミのようだ!」
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コメント

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コメントとあるQMAプレイヤー | URL | 2008-08-22-Fri 21:55 [EDIT]
このことについては、自分にとってマスコミ各社の金商売の道具にしか見えなません。日本ってドラマって医寮関係が多くて、しかもその内容が医者って完璧で素晴しい者だと皆に思わせるものばかりで、悪いことはあまり無くてシチュエーションも現実に即してないものばかりだと自分は思います。それでそのことが世の中の人の頭にそれが植え付けられちゃって、マスコミもそんな人々に興味を示したがるようなことばかり(嘘でも何でも)書いて、そのことが皆そう思わせちゃって世間を欺いてまで世間を困らせて・・・もう負の連鎖。。。あまりうまく自分の考えがうまく言えませんが、マスコミは人あっての商売。なので少しでもいいからみんな社会全体が幸せになれるように考えて欲しいものです。
お返事です
コメントセレネ | URL | 2008-08-25-Mon 22:00 [EDIT]
< ???様 >

全くその通りですが、マスコミはこの件について、皆が不幸になる方向にばかり誘導していて、何の役にも立っていません。どうしても、と言うのであれば某変態新聞あいての不買運動を、他にも適用して拡大する方法もありますが。自分はとっくの昔に、新聞の購読をやめています。そういう人間を増やして、もっともっと彼らを困窮させてやるのも一興かも。

基本的に、他人事ではダメです。一人一人が考えて、直接行動するほかに処方箋などありません。
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