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医師と給与、その他
2008-07-03-Thu  CATEGORY: 医療崩壊
今回は、別サイト(僻地の産科医先生)からの引用です。

医師の値段(前半)

医師の値段(後半)

かなり重要な指摘がいくつかありますので、ピックアップします。

「大学病院の給料の安さは論外。臨床と教育を担うのに、他学部の教員並みの給料。これでは、大学から医師がいなくなる」

「主たる勤務先から受け取る報酬の差を埋め合わせるには、数をこなさなければならないようだ」

「U35医師の大半はやっぱり収入に満足していない。勤務は1日12時間、宿直は週2回。何より不満なのは、″サービス残業″の常態化のようだ」

「医長になったら時間外手当が付かないと言われた。もう病院を辞めるつもり」

「激務でも、本給がなかなか上がらなければ、アルバイトもしないとやって行けない」

「診療報酬の抑制が続く中、常勤医の給与は長期的には右肩下がりで、都市部ほどその傾向は強い」

「へき地医療に身を捧げるという選択肢もあるかと思いきや、「行きたい」と関心を示しだのはごく少数」


待遇は、やはり必要です。大学病院のそれが特に悪いのは、人によっては常識です。少なくともこれからは、この点を変えていかない限り、人に残ってもらえなくなると思います。

アルバイトに関しては、問題があることも知っています。ただでさえ厳しい勤務の上に、更に勤務時間を増やせば医療の質に悪影響を及ぼします(疲労がたまればミスが多くなるのは、仕方ないことです)。その必要がないほど、手厚い待遇など望めないのが、現実です。

労働基準法は、全く遵守されていません。そういえば、某○○県(鹿坊主で悪評が高まりましたが)は、産科医への残業代を踏み倒すつもりで、愚かしくも裁判を戦い続けています。法令遵守を要求されるはずの自治体でさえ、この程度の認識しかない。これが、現実です。

こうした現実の最大の理由は、やはり「診療報酬が少なすぎること」、これに尽きます。現状の診療報酬では、十分な医療スタッフを配置した医療など、不可能です。人を限界以上に酷使することによってのみ、現場の経営は保たれる構造。違法行為は問題ですが、それを要求する制度の構造は、やはり病的というほかありません。

医師が足りない、というのは昨今よく聞かれる言葉ですが、当然の話です。劣悪な環境で医師を酷使していれば、愛想をつかされるのは時間の問題。もう既に、能力がある医師は、ためらわずに外国へ行く道を選び始めています。今頃になって慌てて、医師の数を増やそうとしているのは知っていますが(大学の定員増など)、この環境が続く限り、増やした分だけ海外に流出すると断言してもかまわないと思います。
残ってもらうには、それ相応のことをしなければなりません。つまり、医師への待遇を良くするほかありません。これは何度も主張したことですが、以前よりその必要性が高まっている、そのように思います。国も社会も、そして何より患者たちも、この重要性を未だに認識していません。まだ「安く買い叩ける」「もっと働かせよう」と考えています。その証拠に、「診療報酬の削減でもっと医療は改善される」という間違った風説を、必死になってメディアが垂れ流し続けています。

診療報酬は、国や国民が医療に対してつけた値札と同じです。高く買えば、その分先生方も頑張ってくれるでしょう。しかし今はその逆、徹底して値切ることしか考えていない。そのような患者のために、もう誰も身を削ってまで奉仕しようとは考えないでしょう。この期に及んで診療報酬の削減を主張する者がいますが、それは「医療などもう必要ない」と宣言したも同じです。そうした輩は、今後何があっても、先生方の前に姿を見せるべきではない。それだけは、しっかり言っておきます。
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