QMA、その他ゲーム以外のことも、つれづれなるままに書いていこうと思います。どんな文章になることでしょうか。
月の光に照らされて
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一進一退、晴れのち曇りの一年
2008-12-30-Tue  CATEGORY: QMA
自分自身の一年ですが、表題どおりと考えています。前半はかなり調子がよかったのですが、年末に体調を崩してばかり。めっきり虚弱体質になってしまった感があります。大会成績も、何となくそんなところがあります。6月は最高でしたがそのあとが・・・また今年も、アチョーの総合優勝を逃してしまいました。課題を持ち越したことも多く、何より年明けの賢竜杯に調整が間に合いません。

来年ですが、まず賢竜杯。3回戦までは残っておきたいものです。そのあとは、完全に運任せ。どこまでやれるか、自分自身の試しとしても意味が大きくなりそうです。今回も、全国各地の皆さんとお会いできるわけで。それがとても楽しみではあります。

AnAnですが、7段手前でストップしています。賢竜終了後、本格参戦です。早期にプロ昇格を決めたいものですが・・・相変わらず修羅場のSリーグに四苦八苦です。決勝に残るだけでも、相当消耗しますねぇ。最近は、連想の勝率が悪く、ここがネックになりそうです。斜め上のヒントで先に押されて、歯軋りすることばかり。心の中で8文字のシャウトを続ける毎日です。

リアルに関する限り、かなり行き詰まり感がありました。1年、何とか終わったので次はいい方向になればと思います。

年末くらいは、のんびりしたいものですが・・・年明けに賢竜、というスケジュールがそれを許してくれません。家にDSを持って行き、復習などやっておくことになります。大変です・・・

さて、皆さんに最後の挨拶でも。身内の不幸ゆえ「謹賀新年」は無理ですが、また一年宜しくお願いいたします。それでは!
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碌なニュースのない1年
2008-12-28-Sun  CATEGORY: 医療崩壊
自分の私生活に関することはまた後日。

正直なところ、この問題関連でまともなニュースなど、一部しかなかったように思います。冤罪の先生が無罪になった(大野病院、割り箸)のは喜ばしいことですが、もう既に遅いと思っていますから。政治が変わらなければ、この流れは行き着くところまで進みます。有権者の、心からの悔い改めにはやはりバビロン捕囚が必要なのでしょうか?

産科医の先生たちにとっても、同じようなもののようです。今回は僻地の産科医先生からこちらの文章をお借りしています。この場を借りて、ありがとうございます。

(ここから引用)

一年間を振り返って
 
愛知県産婦人科医会副会長 鈴木清明

(愛知県産婦人科医会報 平成20年12月5日 第413号 p1-2)
  
12月の声を聞きますと、例年の如く何となく慌ただしくなり、気分も落ち着かなくなります。この一年、できなかった事ややり残した事、あまりにも多く侮いが残るといえば残る。まぁ、こんなものかと云えばこんなものの一年でした。私事はともかくとして、社会的には特に産婦人科の世界では物事が悪い方向へ悪い方向へと進む一年でした。

また、今後も極めて厳しい状況が待ち受けています。これらを引き起こす原因が社会的、構造的な問題に根ざしている事は周知の事実です。改めて、その問題を洗い直してみたいと思います。

最大の問題は産婦人科医が急激に減少してる事実です。産婦人科を志す医師の人数が年300名を切っています。その新たな産婦人科医の構成は70%が女性医師です。 20代・30代の女性医師は50%以上、年代によっては70%を占めています。女性にとって、医師としての仕事だけではなく、人生の上で最も大切なもののひとつ、出産・育児の役割があります。5年後10年後には一定の人数の方が仕事から離れられ、長期に及ぶことは予測せざるを得ません。加えて、現役の40%を占める60才以上の医師がリタイアされる事も明白な事実であります。おそらく、10年後には分娩を拒う産科医は半減するのではないかと危惧するのは、私ひとりでは無いと思います。これは私共、産科医の不幸であると同時に国民の皆様を窮地に造いやる事を意味しています。
   
産科医を増すには、なぜ産科医が減るのか根本的に原因を国民の皆様に理解して頂いて、その解決に協力して頂かなくては未来は無いと考えます。医学部の定員を増やす様な小手先の考えでは、何の役にも立だない事は明白です。
なぜ医師が産婦人科医、特に産科医にならないのか、私共はよく認識していますが改めてこの紙面を借りて整理したいと思います。開業している産婦人科医が、御白身の子弟に産科医だけはなるなと戒めるのはよく聞く話ですし、子供自身も親の生活を見て育っているため、最初から産婦人科医にはならないと決めている事も非常に多く有ります。その最大の理由は、プライベートの時開か全く無い事につきます。民間の産婦人科医は多くは24時間勤務です。心の休まる時間が有りません。分娩の扱いを止めた先生が、「こんなに開放感が味わえる世界があったのか。しみじみ心に安らぎを感じる」とおっしゃる事は皆様がよく耳にする事です。
 
次に、責任の重さは医師になった以上当然の事ですが、必死の努力をしても結果が悪いとすぐに訴えられてしまう、訴訟の多さです。如何なる生命の誕生も、死と云う側面を持っています。平成19年度の我が国の周産期死亡率は、1,000名の出産に対して4.7名です。世界で一番少ないにも係わらず、4.7名の死産児に対する責任をややもすると問われるのです。脳性麻痺は、正確な集計は行われていませんが、1,000名に対し2名ほど発生するとの報告があります。妊娠22週から妊娠34週までの未熟児は一定の割合で脳性麻痺が起きるべくして起きます。また、出生前、胎内で理由が判るもの判らないものを含めて脳性麻痺が発生します。それに対して責任を問われる事が日常的に起きています。

なぜそうなるのか、最大の責任は厚生労働省にあります。国民に広く知れわたる様に、毎年周産期死亡の実態を報告すべき義務が有るのにそれを怠っています。いや、一度小さく報道されているのを目にした事がありますが、厚生労働省が、周産期死亡の定義を妊娠22週から産後1週間としているにも係わらず、妊娠28週からの死亡率を報道し実数を過少に報告していました。完全な欺瞞です。この姿勢がお産の安全神話を造り出しているのです。その他、数々ありますが、有り過ぎて一度では書けません。

次にマスコミが医療を悪くしています。医療を真に理解した上での報道ではなく、真実とかけ離れた事を興味本意で報告しています。真実かのごとく、異なった内容を報告する事が多すぎます。今は、使ってはいけないものかも知れませんが、昔の諺にある「群盲、象を撫でる」如く、尻尾を触って「象は縄の様だ」とか、腹を撫でて「太鼓の様だ」とか、面白おかしく報道しています。それは意図的なものなのか、知識が無くて報道しているのか?マスコミは世論を動かし絶大な影響力を持っています。正しい理解と報道を願うのですが事情は極めて困難な事です。
   
第3に、司法が産科医療を叩き潰しています。弱者救済の意識が働くのか、後方視的に結果論から医師に責任を負わせるケースが多く有ります。異常事態が起きた時、医師は幾つかの選択肢の中からベターと考える方法を決断するのですが、結果が悪ければ、タラ・レバの世界で断罪されるその不条理は無念であります。もっと前方視的に事柄を判断する力を持ってもらいたいと考える次第です。また、警察・検察の無法な介入が一層事態を深刻にしています。人の生命を助けようとする必死の努力が、結果が悪ければ強盗殺人と同列の犯罪者として扱われるのは先進国では日本以外には無いと思います。いずれにしても、社会が産科医を窮地に追い詰めている事を国民の皆様に知ってもらい善処して頂かなくてはならないと考えています。
   
この様な暗い話題を、書き連ねてまいりましたが、一筋の光明が射してきた事を持って新しく迎える年の一歩を踏み出せるのではないかと考えます。それは1月1日をもって正式に発足する産科医療保障制度であります。 これによって無理矢理責任を負い披される様な事態が減少するものと考えます。脳性麻痺のお子さんが生まれる事は、医師として悲しく心潰れる思いには変わり有りませんし、何とかしてあげたいと云う思いはあります。ただ、無理矢理責任を負い被される不条理は別の事です。しかし今後はその様な事が少なくなるのではないかと思います。ただし、蛇足ながらその運用にあたっては注意しなければならない点が2つあります。1つは産婦人科診療ガイドラインを厳守する事、もう1つは該当症例は全てカルテを提出し事故調査委員会で解析され報告書が医療側と患者側に送られます。その時、カルテに詳細な記載が無いと記載不備のため不利な判断がなされる事は事明の理であります。ご多忙の中、日頃から医師のみならず助産師・看護師が記録を十分なされる様習慣づけておかないと、この制度がかえって訴訟を増す危険が有る事も念頭におく事が必要です。

心穏やかにお過ごしの皆様に、日頃の不満をぶちまけ不愉快な記事を書きました事をお許し下さい。

(引用ここまで)

以下、コメントです。
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SMQ(それが毎日クオリティ)に際限なし
2008-12-26-Fri  CATEGORY: 医療崩壊
ゲーマーであれば「SSQ(それがセガクオリティ)」はご存知と思います。もじってみました。あまり美しくありませんが、ご容赦ください。

また、毎日がバカ記事を書いてくれました。彼らの不正に、際限はないということでしょう。

ペン&ぺん:「捨」 /福岡

今年の世相を表す漢字は「捨」ではないかと思っている。いろいろな人間が、いろいろなものを捨てた1年だった。

社保庁の職員は年金記録改ざんで、社会的責任を捨てた。大分県教委のお偉方は、教員採用と昇任試験不正で先生に対する信頼を捨てた。角界の一部不心得者は大麻疑惑で力士の品格を捨てた。全国各地で救急搬送を拒否した病院は患者を捨てた。ああ、そういえば、首相も政権を捨てた。忘れるところだった。

食品会社は産地偽装で消費者の信用を捨てた。大企業は急激な円高でなりふり構わず派遣労働者を捨てた。一世を風靡(ふうび)した有名ミュージシャンは、みごとなまでの転落人生を見せつけてファンを捨てた。東京・秋葉原通り魔の被告は、人間性そのものを捨てた。社会に捨てられたと思ったかどうかは知らないが、不満のはけ口が、見ず知らずの人たちに向けられたのはやるせない。

もっとも、捨ててこそ浮かぶ瀬もある。

パナソニックは、松下電器の社名とナショナルのブランド名を捨て、ワールドカンパニーになることを決意した。柔道の石井慧選手は、金メダルを捨て格闘技の世界に飛び込んだ。社会人野球の田沢純一投手は、日本プロ球界に進む道を捨て、メジャーへ旅立った。ノーベル物理学賞の益川敏英教授は受賞記念講演で英語のスピーチを捨て、堂々と日本語であいさつした。とはいっても終了後に「英語は話せるに越したことはない」と、ご愛嬌(あいきょう)。アラフォーの女優、牧瀬里穂さんと富田靖子さんは独身を捨て、愛する家族を持ったことを公表した。

誰しも人生の折々で分かれ道に立ち、選択を迫られる。何かを選ぶというのは、何かを捨てることでもある。捨てることが一概に悪いわけではない。でも、みんな捨てるもの間違ってない? この1年を振り返り、胸に手を当てて考えてみよう。【藤清隆】

〔北九州版〕

毎日新聞 2008年12月24日 地方版


原文はここです

救急に関する諸問題は、結局のところ十分な戦力を養成できなかった政治と行政の責任であり、この土壇場になるまで知らない顔をし続けてきたわれわれ一般有権者の責任です。政治がもっと医療を重視する方向に、無理やりにでも向かせる努力を、はたしてわれわれはどれだけやって来たか?

答えは、絶望的なまでにノーです。やったことはといえばその逆・・・政府の医療費抑制政策に盲従したこと、何かあるたび医師を目の敵にする言説を垂れ流しにしてきたこと。医師が危険な救急から(のみならず、全くペイしません。この部門は、恒常的に赤字にならざるを得ません)離れるのは当然であり、皆がやってきたことの惨めな結末です。何度か書いていますが、この愚かしい結末から、自分たち患者側の人間がどれだけ学びえるか。悔い改めと罪の贖いが、医療側にどこまで十分であると見てもらえるか。将来のことは、それにかかってきます。

この言説は、そうした考えの真逆を行くものです。医師の離反を招く言説を捨て台詞同然に放ってみせる毎日新聞記者の卑しさに、何も言うことはありません。できることなら、彼だけで地獄にでも落ちてください。ただし、彼だけで。この発言を嫌う理由は、そこにあります・・・この発言が、どれだけの医師の離反を招くか。今後どれだけの人間が不幸な目に遭うか。

願わくば、「藤清隆」というクソ記者の名は、決して忘れてほしくないものです。今後の救急は、もっと酷くなることが十分に予想されています。誰もその大切さを理解せず、粗末にし続けたことの当然の結果として。その際は、この藤清隆という名前は、罪の名のもとに叫ばれることになるでしょう。そのように仕向ける必要があります。

最後に、この問題について的確に表現されている風刺を、都筑てんが様が寄せてくださいました。ありがとうございます。

10リットルまでの水しか入らないバケツには、11リットルの水は入りきれません。

1リットルの水がこぼれてしまった事で、周囲の人間が「なんだこのクソバケツ!」と足蹴にしたら、

バケツが凹んで、10リットル入れられたはずの物が、9リットルまでしか入らなくなりました。

…っていうのが、今の日本の医療崩壊(ていうか、マスコミによる医療破壊)の現状。

教訓とかそういう以前の問題。

…。
……。
………。

…マスコミの医療破壊は大成功ですね。


http://punigo.jugem.jp/?eid=500
http://punigo.jugem.jp/?eid=495
http://punigo.jugem.jp/?eid=491
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おのれ○○○、どこまでも呪うか!
2008-12-25-Thu  CATEGORY: QMA
あぁ・・・体調が、悪い・・・やっぱり呪われています・・・

次走はキャノン年末大会、といっても団体戦です。○○○に残悔積歩拳をブチ込みに行くわけではありません。あくまでも親睦目的です。ただ、年の瀬のこの忙しい時期に、体調を崩してしまう状況は、なんとも辛いものです。調整がまた遅れます・・・はぁ・・・

検定問題ですが、かなり難問が多いです。おかげでなかなか点が取れず、問題の蓄積ばかりが進みます。こういう状況、やっぱりよくありません。とはいえ、本番で出されることも考えないといけないわけで・・・時間ばかりが過ぎていく、厳しい状態です。

全国大会は、結局100人ほどで止まっています。アクシデントがあったので仕方ありません・・・運気が全く向かない年末・・・早めに寝ますか(涙)。
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アクシデント、その他
2008-12-24-Wed  CATEGORY: AnAn
身内に関する、重大なアクシデントのため、日記を数日間休んでおりました。なんとか、状況も良くなってきたので再開します。

この間の数日間にやっていたことは、やはり賢聖杯関連でしょう。レギュラー戦、チャンピオン戦両方とも、不運としか言いようがない負け方でした。他選択が有効で、自選択が空気のオンパレードとか・・・これは、はっきりと○○○の呪いです。おのれ・・・次こそはてめぇに魔貫光殺砲をブチ込んでやるからなぁ!

AnAnの新作関連ですが、ちょこちょこ遊んでいます。賢竜までは、片手間以下ですが。強豪の相次ぐ参戦で、もう一番上のリーグが修羅場です。2回連続で4位、そのままリーグ陥落とか・・・銀河系からボンビラス星に連行されたときと同じくらいショックでした。まあ、復元力が働くだけまだマシですが。

ここまでの、自分なりの感想です。

・ 問題数は少なくなっていますが、緊張感はそれ以上なので、まあ問題ないでしょう。
・ 逆転ステージの振る舞いが、かなり難しいです。最後で逆転されるとか・・・ショック!
・ 妙に、エセ漢文テクニカルの率が高めです。まあ、得意なので助かりますが。
・ 相変わらず、チキンレース問題は厳しい出題です(汗)。
・ あまのじゃくクイズでの、斜め上の解答狙いがとんでもなく難しいです。
・ 連想は相変わらず、良問と悪問が混じっています。なんとも微妙なテイスト。

今後は適当なペースで賢竜調整、そのかたわらAnAnです。ラウンドワンは両方あるので、なんとも有難いのですが、自転車のことが悩ましいところです。

冬の夜長、喉の調子には気をつけているのですが、妙にいがらっぽい状態です。自重して、早めに寝ますか・・・
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医療と政治を考えるための、ひとつの材料として(下?)
2008-12-19-Fri  CATEGORY: 医療崩壊
ここまでは、李先生の論文を紹介して、そこから思うところを書いていきました。

この国の公的保険を破壊しようとする勢力が内外に存在していること。彼らの目的が利益の獲得であり、その結果は一般大衆の医療からの疎外であること。さらに格差の拡大と社会の、絶望的な意味での固定化をもたらす可能性が大きいことを論評されていました。果たして、そんな未来を、皆さんは本当に望んでおられるのでしょうか・・・そうでないことを、強く望むものではあります。

そのために必要なことは、皆の意識が変わることです。皆が共に手を取り合い、艱難辛苦を共にして、少しでも満足のいく社会を皆でつくっていくこと。そうした意識を皆が持つようになれば、このような企みは自然に消滅するはずです。医療を崩壊させないために(もう遅いかもしれませんが、あえて)必要なことも、実は同じです。もともと医療は、医師と患者の共同作業です。制度を共に構築していくこと、そのために必要な対価を皆で出し合い支えていくこと。こうした共同作業が、制度の維持と発展には必要なことです。

では、果たしてそれだけのものを、この国の一般大衆は持っているものなのでしょうか?

制度の維持と発展に相応しいだけの魂を、皆が持っているといえるのか?


自分の見たところ、かなり疑問です。場合によっては・・・絶望的と評価せざるを得ません。そういう文章を見つけるのは、実は難しいことではありません。
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医療と政治を考えるための、ひとつの材料として(中)
2008-12-16-Tue  CATEGORY: 医療崩壊
今回は、前の続きです。李先生の講演の、続きを引用します。

(ここから引用)

弱者を追い詰める民間保険天国の米国

米国で民間医療保険の加入者は、総人口3億人のうちの約2億人にとどまる。市場原理なのでお年寄りやお金のない人は落ちこぼれる。彼らを救済しようとする公的医療保険として、メディケア(高齢者・障害者)とメディケイド(低所得者)がある。各約4,000万人で、ほかに無保険者4,500万人がいる。

日米医療費比較
                   米国     日本
GDPに占める医療費の割合 15.8%   8.0%
一人当たり医療費       $5,952  $2,249
民間負担            $3,282  $1,482*
税負担             $2,670@  $767*
―――――――――――――――――――――――――
米保健省調べ、2003年
*は日本での公民負担割合からの計算値
@米国は連邦予算の25%を医療費に支出(日本は10%、社会保障全体で26%)

日米は同じ「小さな政府」だが、医療費を比較すると上のようになる。米国は1人当たりにかかる税負担が日本の3.5倍。それなのに、わが国では「公的負担は限界に達した」と言われる。国家予算からの支出は米国が25%なのに対し、日本は10%にすぎない。

米国で民間医療保険が高いのは(1)運営の効率が悪いことと(2)「サクランボ摘み」、つまり、いいとこ取りの弊害からである。

(1)について、米国にメディカル・ロス(医療損失)という概念がある。徴収した保険料のうち、医療に使う支出の割合を示したもので、「民」の81に対して「公」は98となっている。営利の保険会社は85を超えると、ウォールストリートで「あの会社は経営が下手だ」と株価が下がる。今、日本では「公」を減らして「民」を増やすと言っている。

(2)について、米国の保険会社は儲けを多くするため、病人を保険に入れない。自営業者の保険料が高く設定してあるのもそのためである。反対に大企業で働く人の保険料は安い。健康な人が多く、大口の顧客を獲得できるからである。そのため、公的保険に有病者が集中して加入者の負担が増すという悪循環に陥っている。

テネシー州では入院日数を年間20日までとしたり、受診回数を10日までと制限を設けることが常態化している。ユタ州ではさらに、救急外来や専門医受診、入院医療を保険から外す動きが起きている。サービスカットされたこの新しいメディケイドは医療保険などと言えず、事実上の無保険者化である。そのことが民間保険への需要を高め、毎年2、3割も値上げすることにつながっている。社会に公の保険が1つだけなら、こうした悲劇は起こらない。

わたしは昨年5月、米国の病院で患者として手術を受け、8日間入院した。病院から室料を含め5万229ドル、日本円でおよそ500万円の請求があった。医師たちからのおよそ5,100ドルと合わせおよそ5万5,000ドルだったが、保険に入っていたため約9,000ドルすなわち約90万円ですんだ。もし保険に入っていなかったら、この値引きは受けられない。しかも逆進性があり、貧しい人ほど高い。

こうした欠陥ある医療制度は、借金地獄の温床になっている。無保険者が入院して多額の借金を残すと、一定期間後にプロによる債務の取り立てが始まる。患者の持ち家に抵当権を設定し、裁判所や弁護士の費用も債務に加算する。債務者は一度呼び出しを無視すれば、逮捕状を請求される。警察による肉体差し押さえだ。医療費負債による個人破産は原因の第2位に上昇している。名門イエール大学で過酷な取り立てが問題になった後、コネチカット州では医療費負債の利子を年5%に制限した。

混合診療は製薬会社の暴利とえせ医療のため

日本では保険診療と自由診療の混合を認めていない。ある46歳の男性がくも膜下出血を起こし、緊急手術した。術後血管攣縮(れんしゅく)による死亡や後遺症の発生が心配されるが、ニモジピンという薬を使えば、発症率を3割から2割に抑えられる。この薬は日本では保険外で、混合診療の禁止により、使用する場合は全額自己負担となる。だから混合診療は一見患者に好都合に思われるかもしれない。不幸にも、薬が届く前に脳血管攣縮が始まった。実はこの患者はわたしの弟である。しかし、混合診療がけしからんという意見は変わらない。

第1に、財力による差別を容認する。ニモジピン1カプセルに10万円の値が付けられれば、3週間の投与で2,560万円の負担。この額を払える人だけが恩恵を得られる。

第2に、えせ医療が横行する危険がある。医療保険に含まれるのは、有効性・安全性が認められたもののみ。確認なしの医療が自由診療の市場で大手を振ると、いかがわしい医療が横行しかねない。

第3に、医療保険本体がアビュース(乱用)される危険。美容形成手術が本来の目的で入院した患者が、肝障害などという保険病名を付けて入院費用を保険に払わせ、手術料だけ払うような悪用が生じかねない。

第4に、保険医療が空洞化する危険性がある。製薬会社が新薬を出す場合、手間暇コストをかけて治験をしなくなる。需要の高い薬は高い値段を付け、自由診療で売ってしまえとなれば、時代遅れの効き目の悪い安い薬だけが保険診療といった事態になりかねない。

中国は混合診療の先進地で、1980年代初めに医療に市場原理を導入した。患者は前金を要求され、払えなくなった時点で退院を強いられる。退院患者の4割は中途で去る。米国では1,000万円払わないと白血病の治療を受けられない。それにもかかわらず、規制改革・民間開放推進会議議長だった宮内義彦氏は、次のような発言をしている。

「国民がもっとさまざまな医療を受けたければ、『健康保険はここまでですよ』、後は『自分でお払いください』というかたちです。金持ち優遇だと批判されますが、金持ちでなくとも、高度医療を受けたければ、家を売ってでも受けるという選択をする人もいるでしょう。」(『週刊東洋経済』2002年1月26日号)

混合診療導入の主張には、問題のすり替えがある。ニモジピンのようないい薬が使えないのは、混合診療を認めていないことが問題なのではなく、保険診療に含まれていないことが問題なのである。

この薬は米国で89年に認可されたが、なぜ日本で認められないのか。販売権を持つ製薬会社に聞くと、認知症の人を対象に臨床した結果、はねられたという。年間1万5,000人しかいない、くも膜下出血の患者ではなく、何十万人という認知症の人に毎日飲んでもらうことを狙って認可申請した。製薬会社の欲深さのため、日本のくも膜下出血の患者が犠牲になっている。

ぼったくりバーと変わらない株式会社病院

米国では、株式会社が巨大病院チェーンを経営する。医療を市場に委ねれば、日本で何が起こるかが分かる。米国第2の病院チェーン、テネット社の2002年の売り上げは1兆7,000億円に及ぶ。営利病院は、競争相手の病院を買収して閉鎖するなど、強引な手で市場の寡占化を図る。コストを抑えるための合理化を徹底し、ベテラン看護師の解雇や不採算部門の切り捨てを行う。患者への請求を高くし、診療報酬の不正請求を組織的に行う。大病院チェーンに例外はない。

非営利病院との価格差は歴然としている。巨大営利病院は言い値で商売ができる。下の表はサンフランシスコ・ジェネラル・ホスピタルという非営利の病院と、テネット社が保有するモデスト・ドクターズ・メディカルという病院との医療行為の価格比較。営利病院がぼったくりバーと変わらないことが分かる。

非営利と株式会社病院との商法比較
――――――――――――――――――――――――――――――――――
サンフランシスコ・ジェネラル・ホスピタル(非営利)/モデスト・ドクターズ・メディカル(テネット社)
――――――――――――――――――――――――――――――――――
胸部X線   $120 / $1,519
血液像検査    $50 / $547
血清生化学検査  $97 / $1,733
頭部CT     $950 / $6,599

2002年10月、ウォール・ストリート・ジャーナルにテネット社の診療報酬不正請求の記事が載った。FBIが強制捜査に入り、株価が大きく下がった。その直後、同社が所有するカリフォルニアの病院で必要のないバイパス手術をしていたことが明るみに出て、株価はピークの4分の1にまで暴落した。米巨大病院チェーンではこうした犯罪が頻発しており、事件によっては1,000億円を超える巨額の示談金を年末に支払うことが恒例化している。

病院が株式会社化されると死亡率が上昇することが、全米3,645の病院を12年にわたり調査した結果から出ている。これによれば、非営利から株式会社に変更された病院では、平均死亡率0.266から0.387へと5割増えた。一方、株式会社から非営利に変わった病院では、死亡率は0.256から0.219へと下がっている。入院費用は株式会社化によって、8,379ドルから1万807ドルに約2割上昇。逆に、非営利に転換しても7,204ドルから7,486ドルへと、あまり変わらない。規制改革会議は「株式会社・経営のプロがやれば多彩な医療サービスが展開されて患者のためになる」と言ったが、正反対の結果が出ている。
 
憲法違反が疑われる民間保険導入

米通商代表部が毎年作成する「日米規制改革及び競争政策イニシアチブ(『年次改革要望書』)」には、日本への改革要求項目が記されている。郵政民営化が決着した今、大きなターゲットになっているのが医療改革。混合診療の導入と株式会社の参入を求めている。

米国の保険会社が日本で甘い汁を吸う構造はすでに出来上がっている。ある米国系保険会社は、米本国の2倍以上に当たる110億ドル、日本円で1兆1,000億円の収入を日本支社で得ている。「公の保険は欠陥が多く、民間の保険を買わないと不安」というイメージが刷り込まれた結果だ。

高齢化と医療費の関係を1960年からのデータで国際比較すると、日本では寿命が伸びる割に節制が利いている。逆に米国は、長生きできずに医療費だけ伸びている。この制度を入れようとしている日本はこれから、お金のない人がバタバタ倒れたまま放置されるだろう。

新自由主義派は「自助」「自律」「自己責任」という言葉を好む。「民」主体の米国型の保険制度は不平等・不公平であるだけでなく、社会全体の医療費負担も高くつく。一方、西欧・日本型は平等・公平であるだけでなく、社会全体の医療費負担も安く上がる。

日本の医療は「タイタニック化」の危機に直面している。「民」の保険は1等の客は通すが、2等・3等の客を差別する。つまり、お金のある人の命は助けるが、ない人は助けない。日本が誇る「皆保険丸」を氷山にぶつける行為と変わらない。

憲法25条は次のように定める。
(1)すべて国民は、健康で文化的な最低限度の生活を営む権利を有する。
(2) 国は、すべての生活部門について、社会福祉、社会保障及び公衆衛生の向上及び増進に努めなければならない。

差別的な「民」保険の導入は、憲法違反ではないか。

(引用ここまで)

引用元です

引用は、ここで終わりです。もし余裕があるなら、引用元も見ていただけると嬉しいです。
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医療と政治を考えるための、ひとつの材料として(上)
2008-12-15-Mon  CATEGORY: 医療崩壊
この文章を、読んでいただきたいと思います。

(引用開始)

東京保険医協会は、保険医の権利を守り、国民の健康と医療の向上を図るための団体で、現在約5000人の保険医が加入する。元・ハーバード大学医学部助教授でスポーツライターとしても活躍する李講師は、わが国の社会保障改革が医療現場を困らせている背景や労働政策による格差拡大が国民の健康を損なう危険性について、大リーグの選手や経営を例に分かり易く説明。一般参加者を含め約150人が熱心に耳を傾けた。
 
質疑応答も交えた約1時間半の講演の後、主催者の東京保険医協会の塩安佳樹(しおやす・よしき)会長は「日本の医療は悪化の一途をたどっている」と現状を嘆き、次のように続けた。「日本の国民1人当たりの保健医療支出は世界で13位であり、一方、その質は世界1とWHO(世界保健機関)も高く評価している。ところが、医療市場の開放を狙った米国の圧力により、国を身売りする方向で進んでいる。国の根幹は、国民の健康と生命を守ること。せめてOECD諸国の中で上位半分に入る医療費を使って中身を改善してほしい。医者も国民も『生きててよかった』『医療に携わっててよかった』と思えるように」。
 
李講師の講演概要は次の通り。

オーナー気取りの、のさばりが国を滅ぼす

わたしは野球が大好きで、よく大リーグを見る。黒人初の大リーガーは、ジャッキー・ロビンソン(1919~1972)という選手だった。新人王とMVPに輝いた名選手だが、差別反対運動に身を投じた。奨学金も設立し、優秀な若者をアフリカから呼んだ。

バラク・オバマ次期大統領の父はケニアから来て白人女性と結婚したが、ロビンソンがいなければ今のオバマ氏はない。ロビンソンは37歳で引退すると、急に老け込んだ。糖尿病を患い、心筋梗塞(こうそく)で亡くなったが、このことは今日の話と密接にかかわる。
 
なぜ日本の医療が崩壊へ向かっているのかを考えるとき、レッドソックスとヤンキースの関係が参考になる。つまり、(上位の)レッドソックスのオーナーは、金を出すが口は出さないのに対し、(下位の)ヤンキースのオーナーは金も口も出す。日本の医療崩壊の最大の原因は、オーナーを気取る人たちが、口だけ出しているからである。
 
例えば2月、政府の社会保障国民会議の吉川洋座長(東京大大学院教授)が国民医療費について、今後の増加分は民間保険などで賄い、公的保険の適用対象を広げない意向を示した。吉川氏は経済財政諮問会議の民間議員も兼任する。経済財政諮問会議の議員は4人が民間人で、財界2人と財界と意見を同じくする経済学者2人からなる。これが国の政策の大本を決めてしまう。
 
米国人にこうした仕組みを紹介すると驚く。民間セクターが国の公的な制度を決めるのかと。まさに、この国のオーナーを気取っている。彼らが「公」を減らし、「民」を増やせと言っている。さらに、赤字を抱える自治体病院を廃し、「株式会社による無駄のない医療」を、と訴える。目指しているものは、米国型の医療制度である。

国民負担率は企業負担抑えるための口実

小さな政府を唱える人が好んで使う言葉に、国民負担率がある。これは社会保険料と租税の和が国民所得に占める割合を指す。日本36%、米国32%と4割を切るのに対し、スウェーデンは7割超。「7割も税金?」と思わせる指標である。国民負担率と称する“National Burden Rate”は、1982年の土光臨調で発明された日本だけの言葉である。1997年に財政構造改革法で5割を超えないことが目標に定められた。つまり、小さな政府が国是になり、その中で社会保障費も抑制された。しかし、国民負担率は負担の実態を反映していない。

日米国民負担比較

(50歳、自営業、4人家族、2008年度納付額)

課税収入700万円(1ドル=106円)として比較

          日本    米国(カッコ内は2005年の比較データ)

所得税     97万円  99万円
住民税(州税) 70万円  37万円
国民年金    17万円 115万円
医療保険    62万円 242万円(152万円)

総計      248万円 493万円(417万円)

→ 国民負担「率」を上げると、実際の国民負担は上がる。

国民負担を日米で比較する(上表)。この条件で見た場合、米国では医療保険として242万円を支払わなくてはならない。これは民間保険で、毎年値上がりする。新たな保険に入ろうとしても、既往症が問題にされ、厳しい。国民負担率は同じだが、倍近く費用がかかる。公の部分だけは同じだが、民の部分があるからだ。これが日米の違い。オーナーを気取る人たちは「国民負担率は上げない」といっているが、上げるのと同義である。

OECD各国の国民負担率と比較しても、日本はとても小さな政府。しかし、どの国も引かれても給料の8割ほど残る。だまされてはいけない。国民負担率の概念は、分担の不公平を隠し、社会保障水準を抑制する手段として用いられている。企業の公的負担を増やさないためである。企業の公的負担率はフランス14.0%に対し、日本は7.6%と半分近い。それなのに財界は「日本は法人税が高いから下げよ」と主張する。

社会保険料の本人負担と事業主負担の割合を、たとえば日仏で比較して見る。本人負担は日本10.89%、フランス9.63%とほとんど同じだ。しかし、事業主負担が日本11.27%に対してフランスは31.97%と日本の3倍近くを払っている。フランスでは普通の人の負担割合が低く、大きな政府はこうして運営されている。

経済成長率と国民負担率の関係(グラフ1)

photo168451.jpg

この30年間の国民医療費を財源から見ると、「家計」部分が増え、「事業主」負担が減っている。日本の医療費はGDP比で見ると低いが、本人負担率は最も高い。オーナーを気取る人は国民負担を抑えないと経済成長が停滞すると言うが、政府の大小と成長するしないは無関係(グラフ1)。

小さな政府は健康被害も拡大する

医療崩壊を考えるとき、こうした改革を続けていては解決するわけがない。OECD諸国の貧困度を見ると、国民負担率の低い、いわゆる「小さな政府」の国では所得再分配が進まず、健康被害が増えている。ジニ係数は1が究極の格差だが、米国では1980年代から上がった。レーガン政権が小さな政府を目指したことにより、高額所得者の減税などが行われた。英国では1990年代から急激に上昇。サッチャー政権が規制緩和路線を採ったからだが、今はやめている。日本は90年ころからの数字しかなく比較できないが、急激な速度で上昇しており、2020年くらいには米を追い越すと予測される。

格差が拡大すると、公衆衛生上問題が起こる。日本では「生活習慣病」と呼ばれ、自己責任にされているが、ストレスで健康が損なわれるのは明らかだ。年収を6段階に分けて死亡率との関係を見た米国の調査では、一番お金のない層の死亡率は最もある層のおよそ3倍高かった。メタボより、お金がないことの方が害を及ぼすことが分かる。

これは退職後も影響する。管理職から補助職まで職種を4段階に分類したところ、相対死亡率は40~60歳の現役世代で4倍の差があった。70~89歳でも2倍の差があり、格差の恐ろしさが分かる。

人種差別にさらされることも、健康をむしばむ。母親の健康とを図る指標とされる新生児の体重について、米国生まれの黒人とアフリカ生まれの黒人を比較すると、米国生まれの方は平均体重が少ない。遺伝の違いでないことが分かる。ジャッキー・ロビンソン選手も、格差症候群の被害者だったのではあるまいか。黒人同胞の期待を一身に背負っただろうし、差別に遭っても怒ったり、反抗してはいけない立場にあり、ストレスも受けたはず。
 
英国は階級制の強い社会だが、平均余命を社会階層別に見ると、1970年代から20年間、その違いが拡大してきた。新自由主義路線を取ってきた結果である。これは今後の日本で、正社員より派遣社員の余命が短くなる恐れがあることを示唆する。こうした事態を受け、英国では1997年から税制改革による所得再配分を実施している。最富裕層10%の可処分所得におよそ4%の増税をし、最貧困層10%におよそ11%の控除をするものである。

わが国で消費税を上げなければならないというのはうそだ。消費税は逆進性が高く、低所得者ほど負担が重い。税収を増やすため、英国では勤労者控除を実施。オバマ氏の税制改革案はこの模倣である。英国では株式取引に0.5%を課税し、毎年約5兆円が入る。工夫すれば税収増の手段はある。

ジニ係数の上昇は中曽根内閣の下、土光臨調が小さな政府を目指す答申を出したのが始まり。今、米国ではオバマ氏が出て「チェインジ」とやっているし、英国はやめた。日本はいつまで小さな政府がいいんだと言って格差を拡大するのか。2007年に英国レスター大学が行った国民「幸福度」調査では、デンマークが1位、ブータン8位なのに対し、世界で経済第2位の日本は88番目だ。

(引用ここまで)

引用元です

ここでは、前半のみを引用しました。明日、後半を引用します。以下は自分なりのコメントです。
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「財政なしには、命も助からない」のですが?
2008-12-13-Sat  CATEGORY: 医療崩壊
表題ですが、先立つものなしには、何をやってもうまくいきません。この世界、どこまでいってもリアルです・・・どこかのファンタジーみたいに、願望すれば何でも通るわけではもちろんありません。皆、そのことをもっとしっかり考えてほしいものですが。

今日は、こちらを引用しています。

「命より財政なのか」 市立松原病院 閉院説明会で怒りの声

松原市は12日、約40億円の累積赤字を抱えた市立松原病院が来年3月末での閉院を決めたことについて、市文化会館で、市民説明会を開いた。約530人が会場に詰めかけ、「なぜ赤字を放置し続けたのか」などと、中野孝則市長らを非難した。

説明会では、中野市長が「人件費を削減するなどぎりぎりの努力をしたが、財政健全化法の期限もある」と窮状を強調。「自治体が倒産する時代。子や孫につけを背負わせることは避けたかった」と改めて閉院の方針に理解を求めた。桑田博文院長は、医師不足による入院患者数や手術件数の減少も財政悪化につながったとし、「派遣元の大学に何度も頼んだが、確保できなかった」と述べた。

その後行われた質疑は約2時間に及び、女性の1人は「患者や妊婦のたらい回しが批判される中、命より、財政が大切なのか」と市の方針を批判。別の男性は「市長は赤字の責任を取るべきだ」と憤った。

(2008年12月13日 読売新聞)


自治体の財政は、どこも厳しいものがあります。病院のような不採算部門を、いつまでも抱えているわけにはいきません。自治体を守り、行政サービスの最低限を守るためには、病院を閉めるのも必要な判断です。その意味では、この選択は正しいと思っています。まさか、このまま赤字垂れ流しで病院を続け、自治体を潰してもいいなんて思ってませんよね?

病院の経営が悪いのは、いろいろ理由がありますが、根本的なものは診療報酬です。何度も書いていませんが、医師を過労死するまで酷使したとしてもペイしないほど、この国の医療に対する対価は低いのが現実です。その上最近は、無駄に医療に対する要求水準だけが上がり、コストは高くなる一方。これで病院が、つぶれないはずなどありません。市民の中に赤字に対する批判を口にする人もいますが、こればかりは政治や政策の問題で、自治体の責任ではありません。
あと、自治体病院にはもう一つの問題があると、一般的には言われています。自治体が余剰人員を病院に押し付けている・・・という話です。自治体のスタッフは公務員であり、基本的にはレイオフを考えていない人材です。自治体の財政整理で置いておけなくなったスタッフを、病院などの外郭団体に押し付ける、というのはよくある話と聞き及びます。その人件費を病院が負担すれば、余計病院の経営成績が悪化します。

病院を維持するには、十分な数の医師に来てもらい、仕事をしてもらう必要があります。医師の招聘に失敗したところは、これまでのところ例外なくつぶれるか、機能停止に陥っています。そのためには、特別な対価も必要です。この記事では、市民は批判しかしていないように見えますが、本当のところはどうなのでしょうか。普通にやれば病院は赤字にしかならない(サービスを充実させるのであれば、もっと赤字幅は大きくなります)のだから、病院の維持には市民が余分に何らかの負担をすることも、単純計算からは必要になります。
あるいは、根本を改めることです。もっと診療報酬を多くすること・・・つまり、医療費の増額です。これは、政治の力によってしか実現不可能です。有権者の意志に基づく行動で、いつでも可能であったはずですが。しかし現実には、逆にどんどん診療報酬は下げられてしまっています。これで医療の改善など、望むべくもないのですが。世間では、未だに診療報酬の圧縮が改革(つまり、改善である)という誤った風説が流され続けている有様です。有権者が、もっと現状を認識して、正しい意思決定をするようにならない限り、とても先のことなど期待できないでしょう。

上で書いたことはいずれも、対価を必要とする対策です。いずれにしても、世の中タダということは、原則としてありません。この記事を見て思うのは、果たしてそのことが市民一般に、正しく理解されているかどうかです。医療の維持には対価が必要です・・・物理的なものか、否かによりません。皆が医師を大切にし、その勤労に適正な報酬を支給し、その治療に好意的な視線と理解で相対し、無体を口にしないこと。果たしてそれが出来る市民かどうか、これを見ているとどうにも不安になってしまいます。
その証拠に、未だに「たらい回し」とか、使ってますし。この言葉がオリジナルそのままか、記者による意訳なのかは、ここでは問題にしないことにします。おそらく、それに近いくらいの発言は、実際にあったと思っています。この時期に、こうした発言を軽々しく口にするのは、地域にとって致命的ですらあります。患者側の人間が、それをどれだけ理解しているのか・・・

ただ要求するだけなら、酷な言い方ですが、猿にでもできます。社会の一員たるまっとうな人間なら、人に求める程度のことはまずこちらから進んで行うのが礼儀であることくらいは、弁えていなければなりません。この件から、皆さんにも考えてもらいたいことです。
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ヨガの眠りから、なかなか覚めない
2008-12-11-Thu  CATEGORY: QMA
最近寒いので、体調の維持がとても大変です。そんなわけで、なかなか仕事の終わりに外出という気分になりません。当然ですが、登校も延期しっぱなしです。明日は大きな仕事、明後日は事務所でイベントなので、くま関係は難しいと思います。

次のアチョー大会ですが、土曜日にあります。なのですが・・・自分はそんな理由で参戦できません。多分、顔をみせるのも困難です。次の登校は日曜日を予定しています。検定初日、ということと全然やっていない新問開拓、いろいろ休みの日にみっちりとやっておきたいものです。

今日はクラブワールドカップの初戦、ということでゆったりとテレビ観戦です。こういうのは見ておくと、少しは目が肥えてくるのではと勝手に考えています。勝ち負けは、上下の実力差が激しいのでわかりやすいのですが、それなりの楽しみ方を発掘するのもいいかも。

家にいる間、調整はDSでやっています。いろいろ、新しい技の手入れなど有効な使い方が出来そうではありますが、やはり新問だけは登校が必要なわけで。筐体の感覚が、ずいぶん懐かしいと思う今日この頃です。

家に注文していた年賀状が届きました・・・年の瀬、という言葉をいよいよ実感します。今日はこんなところで。
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ダメだ・・・ヨガの眠りが・・・(AnAn)
2008-12-07-Sun  CATEGORY: AnAn
今日ですが、梅田でロケテストの続きでした。

梅田には2店舗ありまして、両方をはしごしています。結果は散々で・・・タイポでの予選落ち、押し負けての予選落ち・・・こんなのばっかりです。リーグ降格の時点で終了、4段を半分過ぎたくらいで切り上げています。

4段になると、4位で賞金が減ってしまいます。来るべきものが来た、という感じです。多分、7段になるとまた厳しくなるのではと予想していますが、どうなることでしょう。まあ、正式稼動でずいぶん賞金額も改定されると思うので、そうなってからが本番だということで。下旬に正式稼動、ということは20日過ぎ・・・いつのことやら。

次のロケテストは、多分20日を越してからと思います。それまではQMA中心、賢竜対策中心になります。

最後に・・・散々だったのですが、この一答は久々の「会心の一撃」でした。

第1ヒント「恒点観測員340号」 → 答え「○○トラ○ブ○」

QMAでは、アニ○×で聞かれます。こういうときは得をした気分になります。そんなところで・・・また出張が終わったら、日記の続きを書きます。
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そうだ、我々が待ち望んでいたDSだ!
2008-12-06-Sat  CATEGORY: QMA
ということで、ついにDS版をゲットしました。ついでに、自分はこれまで携帯型のゲーム機を持ったことがありませんでしたので、新型のDSも購入しています。それにしても、手にして思います・・・何とコンパクトなのでしょうか。昔のゲーム&ウォッチと、大きさだけなら大して変わりありません。技術力の違いということですが、世を隔てるの感があります。

入手したのは水曜日です。早速サープラでメインキャラの情報をダウンロードし、それ以後家で遊んでいます。寒い日が続いているので、家での調整が主になってしまいます。今日などは、真冬の気温なので・・・どうしても、足が遠くに行きたがりません。懸念は新問への対応力・・・来週はある程度しっかり登校し、回収にいそしむつもりです。それまでは、既存の問題を中心に復習で。

久しぶりの「魔道士昇格イベント」です。クララは魔道書に押しつぶされて「助けてぇぇぇぇっ!」と泣いているのですが・・・何回見てもこのイベントは傑作です。他のキャラも、味が出ていていいのですが。

こちらでの目標は、特にありません。しっかり予習して、登校できない日に問題を忘れないようにする・・・それでも十分かと。面白いイベントがあると嬉しいのですが。

今後の予定です・・・大会は、少なくともキャノンの年末イベントは参加します。それ以外は情報が確定次第ここでもお伝えできるかと。残念ながら土曜日を休みに出来ないため、アチョーとレジャラン杯は出走できません。この点が、残念でなりません。

明日の予定は、AnAnロケテストです。いつも通り、梅田で。あさって以降は出張があって、その後10日にはまた登校したいと思います。いろいろ、趣味の方面でも忙しい状況です。それでは・・・
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(札幌の産科崩壊)これは、あくまでも序の口
2008-12-03-Wed  CATEGORY: 医療崩壊
表題ですが、そのように思わずにいられません。こうなることは、もう十分にわかっていたのですが。まずは、こちらから。

早産男児、7病院拒否 10日後死亡 札幌で昨年11月(12/02 07:16)

札幌市内の三十歳代の女性が自宅で早産した未熟児が昨年十一月、七病院に「満床」などを理由に受け入れを断られ、一時間半後に新生児集中治療室(NICU)のない市内の病院に搬送され十日後に死亡していたことが一日、分かった。道内で医療体制が最も整備されているはずの札幌で、生まれてくる未熟児の生命が危機にさらされている現実が明らかになった。

専門医はNICU不足を指摘する一方「未熟児はすぐに低体温、低酸素状態となる。もっと早くNICUで治療できていれば助かったはずだ」としている。

未熟児は搬送当初は呼吸をしていたものの病院に着いたときには心肺停止に陥っていた。リスクの高い新生児を引き受ける道央圏で唯一の「総合周産期母子医療センター」である市立札幌病院も受け入れを断っていた。

市などによると、女性は昨年十一月十五日午後十時半ごろ、北区の自宅で腹痛を覚え、妊娠二十七週で一三〇〇グラムの男児を出産。119番通報で男児は救急車で運ばれた。

市立札幌病院救命救急センターの医師がドクターカーで駆けつけて二十八分後にこの救急車に同乗し、車内で応急処置にあたった。

女性のかかりつけの医院は重篤な患者を受け入れる施設が整っていなかったため、救急隊が未熟児の状態を確認した直後から消防局指令情報センター(中央区)が電話で受け入れ先病院を探した。

情報センターは市立札幌病院、北大や札幌医大、道立子ども総合医療・療育センター、民間の総合病院三病院に「NICUが満床」などと次々と断られた。この中にはNICUがない病院もあったが「治療は無理」と断られたという。

三番目に依頼を受けた市立札幌病院によると、同院のNICUも満床だった上、当直医が「別の患者の治療中で手が離せない」と断ったという。最終的にNICUのない手稲区内の病院が受け入れたが、病院着は翌日午前零時八分。通報から一時間半が経過し、未熟児は心肺停止となっていた。女性は別の救急車で産科のある病院に搬送され、無事だった。

市立札幌病院は翌日、未熟児の受け入れを申し出たが、この病院から「動かせる状態ではない」と言われたという。市立札幌病院の服部司新生児科部長は「あってはならないケースと認識している。無理をしてでも当日に受け入れるべきだった」と対応の不備を認めている。


原文はこちら

文章を書いたのは、道新です。この筋に詳しい人なら、「ああ、あの(略)」で通ってしまう、悪質な反医療記事で知られている新聞社です。だから文章が下手くそなのも、悪意に満ちているのも、当然といえば当然です。医師が現場にいないんだから、処置してもらえなくても仕方がない。これは、そういう事例です。

何故現場に医師がいないか・・・もう何度も書きました。医師を十分育成しなかった国、医師を過労死するまで酷使し続ける社会、何かあるたびこのように医師を敵視するクソ文章を書き飛ばすマスコミ、今に至るまで決定的なレベルで無理解なくせに要求ばかりが一人前の患者たち。皆が医師を現場から駆逐・殲滅・一掃していったことの、これこそが惨めな結末です。皆、もうそろそろ己の愚かしさを噛み締める必要があるわけですが、誰もそのようにはしない。

この件ですが、以前こちらでも書きました。

7月24日のエントリー

札幌市は必要な対価を出し惜しみ、医師の離反に遭いました。現場はもう、どこが脱落してもおかしくないほど病院は疲弊しているでしょうし、働いているスタッフはいつ過労で倒れてもおかしくないと推察します。そのツケは、患者たちが自らの血で支払うことになります。つまり、何かあったときに不十分な医療しか受けられず、一定確率で不幸な転帰をたどることです。

今回のニュースは過去の事例です。ですがいつ、これから先同じようなことが起こったとしても、不思議ではありません。そうなったとして、では誰がいけないのか・・・どうせこの道新のように、医師を悪し様に罵倒するのがオチでしょうが。しかしその前に、一度だけでも振り返るべきです。自分たちは医師たちに十分な支援もせず、ただひたすらに扱き使い続けてきた。疲弊し、過労で倒れたとしても、誰も顧みようとはしなかった(過労死で倒れた中原先生のことなど、もう誰も覚えていないでしょうが)。その行いが、人間的にみてどれだけ見劣りするものだったのか。

だから、もう一度書きます。もし将来同じような事例が生じたとして、その原因は対価を出し惜しみ、産科救急の崩壊をただ推し進めるだけだった札幌市の、拙劣な対応にあります。その対応に対する批判抜きに、この件を語ることは出来ません。そのことを、決して忘れないでください。

最後にもう一つだけ。わざわざ1年前の出来事を掘り起こして文章にした道新は、何がやりたかったのでしょう。無駄だとは思いますが、この文章に悪意のないことを祈ります。
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瞬獄殺、心の中で、かけました♪
2008-12-02-Tue  CATEGORY: QMA
表題ですが、今日は日曜日のキャノン大会のことです。

ずいぶん久しぶりになります。先月はネーブル西宮だったのです・・・ようやく、こちらにも顔見せできるようになりました。その前に、梅田で寄り道しています。つい禁断の症状が出てしまい(大げさですが)AnAnのロケテストに参加、数戦して奈良に向かっています。

いつも通りというべきか、大体20人強です。大阪組が直前に来られて、一気に人口密度が上がりました。この日は三重県で賢竜トライアルがあったので、結構人数が割れているのかもしれないと思いました。

今回のルールですが、同一形式の再使用は禁止、禁止ジャンル及び形式のくじ引きがあるので、計画を狂わされたときの心積もりが大きなポイントになります。特に紫を封じられたときの、どうしようもないショックを、どこまで隠しとおせるか(これ重要です)!

結果ですが、優勝できました。2回戦で学問多答を使わされる展開でしたが、決勝で学問順当てが使えたので、使用しています。昔から2枚目の必殺クラスの札が欲しかったわけで、ひそかに修練していましたが、ようやく安定してきたと思います。芸タイの2問差をひっくり返せる問題の引きに、感謝です。もう一つは・・・準決勝でした。芸能が使用不可能になった時点で、相当楽になりました。これも勝ち上がれた要因の一つといえ、概してツキがありました。

その後はいつも通り、駅前の地下街でお食事です。いつものメンバーと、いつも通りたわいもないお話・・・と言って片付けるには、この日は危険度の高い会話が続いていましたが。まあ、あの場にいた皆さんだけの秘密という事にしておきましょう。

さて、今回の賞品です。

SA3E0062.jpg

新作の、クララフィギュアです。早速大盤振る舞いしてくださった、キャノンの皆様に深く感謝です。ありがとうございます・・・クララ使いの人間として、これ以外の賞品を選ぶのは島流しクラスの暴挙です。ええ、それは絶対!

さて、今後の予定ですが、明日から雨でなければ円町です。いろいろ調整して、本番まであと1ヶ月なので少しずつ慣らしていこうと思います。他のジャンルにも、いい札を作っておきたいのですが・・・地力の差で、学問ほどうまくいきません。こればかりは、仕方ありませんねぇ・・・

いろいろ買っています。携帯はauの買い替えキャンペーンに便乗して新調しました。当分の間、慣れるのが大変です(汗)。あとは・・・秘密です♪

そんなこんなで、また1日が過ぎていくわけですよ・・・○○まで、あと何日(ヤマト風に)!
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