QMA、その他ゲーム以外のことも、つれづれなるままに書いていこうと思います。どんな文章になることでしょうか。
月の光に照らされて
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Road to 奈良
2008-03-29-Sat  CATEGORY: QMA
キャノン大会も、いよいよ明日です。当日までにすべきことは、ほぼ終了しています。今日までの間にかなり情報を溜め込んでいるので、明日の朝消化したら、準備完了。そのまま現地に向かうことにします。

今作1回目なので、皆さん☆はまだそれほど多くないと思います。切り札の仕込みも十分とはいえない部分が多いので、前作までの財産で勝負する展開が続くのではないでしょうか。最後は、いつもと同じ、運です。さて、最高の幸運を手にするのは、果たしてどなたか・・・楽しみではあります。

ちなみに、明日もし勝てたら、どんな店名にするかもう決めました。今旬の、あの話題から名前をつけようと思います。まあ、そんなうまくいくことは、まあないとも思いますが。

今日は10戦、5勝でした。うち、グランドスラムは2回。結果的にそうなっている、というのが理想的だと思います。一方、一回戦落ちも1回。これは案の定、緑色でした。こういう問題は、2回目以降しっかり覚えるようにはしますが、流石にせつないものを感じます。あぁ・・・やっぱり、ダメかぁ・・・なんて。まるで某ダメオヤジみたいですが、仕方ありません。次の対戦で、見事憂さを晴らす勝ち方が出来たので、まあ大丈夫です。

ただ今、ちょうど勝率5割です。明日以降、どんな風に推移させられるか・・・その前に、しっかり明日の大会、調整が必要です。それでは・・・
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君のアホ面には、心底・・・(またか!)
2008-03-27-Thu  CATEGORY: 医療崩壊
久々に、某大佐の召喚です。正直、こんな文章を平気な顔で載せる新聞の知性と品性など、たかが知れていますが・・・罪人の名を記しておくことは、重要だと考えました。

まずは、これです。

【断 久坂部羊】医師に労基法はそぐわない
2008.3.27 03:24

このニュースのトピックス:コラム・断

先日、ある新聞の1面に「救命医宿直7割『違法』」という記事が出た。救命救急センターの当直が労基法に違反しているとの内容である。医師の激務の実態を報じるのはいいが、そこに労基法など持ち出しては百害あって一利なしだ。

記事には、労基法上、残業などの時間外労働は原則、月45時間までとか、労基法に違反すると、労働基準監督署が改善指導し、従わない場合は書類送検することも、などとある。医療にそんな建前が通用するわけがないではないか。それとも、治療を求める患者を前に、医師が労基法をたてにして、病院に権利主張ができるとでもいうのか。

医師に労基法を適用して、臨床研修制度が大きな矛盾を抱えたことは記憶に新しい。研修医に30万円程度の給料を保障したため、指導医のほうが安月給になったり、週末や当直明けを休みにしたため、研修医の一部が、医師のありようを学ぶ前に、休暇の権利を覚えたりするようになった。

医師の勤務が労基法に違反している云々(うんぬん)などは、現場の医師にとっては寝言に等しい。医師の激務や待遇の改善は必要だが、今さら労基法を当てにする者など、まずいないだろう。万一、医師が労基法の適用を求めだしたら、現場はたいへんな混乱になる。

患者の治療よりも、労基法の遵守を優先すべきだとまで主張するならいいが、そうでなければ、表面的に「違法」をあげつらうのは、単なる絵空事にすぎない。(医師・作家)


よくもまあ、ここまで下劣な文章になったものです。そして、よくもまあそんな文章に金を払って、一般大衆の目の前に晒せたものです。とりあえず、これだけは確かです。

罪人、久坂部羊の名が心あるものの記憶から消し去られることは、決してないであろう。その罪が洗い流されることは、決してないであろう。

それと同時に、産経の罪が消え去ることもありません。過去「たらい回し」「義務を忘れた医師」というありもしない汚名を他者に着せ、年々悪化する一方の医療環境を改善するためのまともな発言もなく、政府による医療破壊政策を後押ししてきた彼らの罪は、万死を以て贖わせるほかありません。まあ、他の新聞も同じ程度ですが。以前引用した高知新聞並みの行いを、全国紙に求めるのは・・・三国志に出てくる董卓や呂布の如き豺狼に忠義を説くと同様、愚かしいとしたものですが。

最近の記事で何回も書いたことですが、確認です。医師に残ってもらうため、必要な要件はこんな感じです。

・ 残業代を、時間をしっかり測定した上で、遺漏なく支払うこと。
・ 労基法の完全遵守。法令により認められない時間の、超過勤務の禁止。
・ 訴訟リスクからの解放。正当な医療行為に対する、あらゆる訴訟の禁止。

この程度は、最低でも必要になると考えています。しかし、その必要性を十分認識している行政側の人間(政治家、でもかまいませんが)など、ほとんど皆無といってもいい状態です。今のまま、医師を過労死するまで扱き使い続けるのであれば、その結末は全医師の離反であり、全患者の野垂れ死にです。

まあ、彼らはこの国の医療など、どうなってもいいと思っているのかもしれません。自分は多少金も持っているし、だから何かあったら金を積んで、自分だけは診てもらえる、というわけです。実際、こういう類の放言をする輩は、だいたいその類型に当てはまります。卑しいエゴイズムは、廊下の隅ででもやっててください・・・自分は、そういうのは軽侮の的にしかしません。

もう既に、一部ですが、直接行動に訴えている医師もいます。

http://www.asahi.com/special/obstetrician/OSK200612090043.html

この記事は、以前取り上げました・・・これまで、医師は勤労者としての権利をあえて主張してきませんでした。その結末は何だったか・・・死ぬまで奉仕しても、誰もまともに評価してくれない。特に最近は、やたらとクレームが多くなったし、何かあるたび「医療ミスだ」と訴えられ、逮捕までされる。そんな社会のために、身を粉にしてまで働くのは、もうウンザリだということです。

今後、医師たちが労基法を根拠に遵法闘争に転じることがあったとして、自分は決して反対しないでしょう。勤労者たる者、同じ勤労者の闘争に賛同することはあっても、反対など考えられないとしたものです。たとえそれが原因で、多くの患者を不幸にしたとしても、です。これまで医師たちに快適な勤務環境を提供せず自分たちの都合だけ考えてきた患者が、それまでの態度を自己批判することなく医師たちにこれ以上のサービスを要求し続けるのであれば・・・そのような患者に、救われる価値などありません。

自分たちが望む医療のために、最低限の対価を支払うこと・・・それは当然の理(ことわり)です。だからこそ、このような悪質な文章を垂れ流す者たちの罪を、決して許してはなりません。それは、絶対に、絶対です。

最後になりましたが、お目汚し、平にご容赦ください。
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Road to grand slam
2008-03-26-Wed  CATEGORY: QMA
昨日の続きで、グランドスラム達成について、考えてみます。

今日は11クレ遊びました。ただし回線落ちが2回で、ガチバトルは9回でした。グランドスラムは1回達成しています。惜しかったのが2回。ひとつは2回戦が2位だったもの、あとひとつは決勝でメッタ斬りにされての4位。昇格試験時のプレッシャーを考えると、やはり狙ってやるようなものではないと思っています。最近頑張って勝てるようになっていますが、それでも難関なのは間違いありません。
結局、アイスという抜け道が、一番の近道のようです。ちなみに、最近はアイスが10回に1回くらいの頻度で発生しています。その幸運(?)を狙う、というのはこのゲームの本質から、著しく外れることです。正直、こういうパターンは、不正の危険など、悩ましいところが大きいような気もします。メーカー側の意図と異なるところから出てくる結果、というのは認めたくはないのですが、それにしても業が深そうな、そんな感じです。まあ、自分の場合そこまで行くのにあと1ヶ月はかかるはずなので、そのときにどうなっているかで評価することになるかも。

クエストの実装を楽しみにしていますが、まだ遠いのかもしれません。それにしても、予定では今くらいの時期に始まるはずだったのですが・・・明日かもしれません。しかし今日は電池切れで帰還なので、復習も考えて明日は家にこもる予定。もしそうだったら、間の悪さを自分で笑うほかなさそうです。

今日の対戦ですが、緑色で吶喊してくる人が多くて大変でした。標的になることも多く、狙われると厳しい試合になります。そうそう何度も、同じような負け方はしないゾ、なんて言えるようにしておきたいのですが・・・予習の回し方に、大いに依存します。キャノン大会まで、あと4日、もう時間がほとんどないのになぁ・・・

また今日、雨が降っていました。微妙な雲行きが、最近続いています。
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白銀にはなったけど
2008-03-25-Tue  CATEGORY: QMA
今日ですが、表題どおり、白銀に昇格しています。またしても・・・アイスでした。画面が凍った瞬間に、味気なく昇格が確定しています。次からは、アイスの瞬間昇格不可能です。果たしてどんな展開が待ち受けていることでしょう?

最近、妙に好調です。勝ち越す日が多くなりました。流石に1ヶ月経過して、段々ドラゴン組も薄くなってきたのかなんて、考えています。現在まで勝ち数が伸ばせていますので、忙しくならないうちに貯金を増やしておきたいものです。まあ、まだ勝率が5割ありませんが。ただ、気持ちいい状態なのは確かです。また明日も・・・がんばりたいものです。

久々にラウンドワンからの接続でした。いつの間にか、予習が3回になっていたので驚きです。つい時間を過ごしてしまいました・・・メジャーリーグの試合は、見ておきたかったのですが。こんな時に、コピーロボットは役立つアイテム、なのですが。まあ、現実は青の世界とは違うから面白いので。ないものねだりはこの程度にしておきましょう。

まだ、黄金までは伸ばしやすいと思っています。その先がかなり厳しくなるので・・・特に、一番上はグランドスラムを条件としているため、かなり大変だと思っています。はっきりいって、狙って達成するものではありません。気長に構えられるか、ではないかと。アイスに依存する展開は、流石にどうかと思うのですが・・・

それでは、また明日・・・
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抵抗する者、ひとり
2008-03-23-Sun  CATEGORY: 医療崩壊
まず、こちらをご覧ください。もうご存知の方は、相当いらっしゃると思いますが・・・見逃した方もおられると思います。

医師が国を訴える、「改定に異議あり」
今改定のリハビリ算定要件を問題視、通知の差し止めを求める
橋本佳子(m3.com編集長)

鶴巻温泉病院(神奈川県秦野市)に勤務する医師、澤田石順氏が3月18日、国を相手取り、行政訴訟を起した。この4月の診療報酬改定で、リハビリテーションの点数に算定制限が設けられたため、それを定めた通知の差し止めを求める内容だ。

提訴の理由を澤田石氏は、「今改定前も一定日数を経た後は点数が下がるなどの問題があったものの、医学的な必要性が認められれば、リハビリの実施は可能だった。しかし、今改定により医学的必要性があってもリハビリの点数が算定できなくなった。これはリハビリを必要とする重症患者の切り捨てだ」と説明する。その上で、「前回の2006年改定でもリハビリを問題視する方が署名活動を行ったが、それでもあまり効果はなかった。改定実施の4月1日までには時間がないこと、また厚生労働省に一市民が問題提起しても影響はないことから、提訴するのが一番有効な方法だと判断した」と澤田氏はつけ加える。 リハビリの算定日数の制限は、重症のリハビリ患者を受け入れる病院への影響が大きいが、こうした患者を多く抱える病院は少ない。提訴に踏み切ったのは、病院団体を通じた活動が期待できないことも一因だ。

代理人を務める弁護士の井上清成氏は、「療養担当規則には、『リハビリテーションは、必要があると認められる場合に行う』と記載してある。療担規則は省令であり、通知よりも上位の法令に当たる。通知でリハビリの日数制限を行うのは、違法であり無効。憲法25条で定める生存権にも違反している」と法的な問題を指摘する。

患者から自費徴収で可能だが、非現実的

今改定では、リハビリテーションの点数が再編され、4種類の疾患別(心大血管、脳血管疾患等、運動器、呼吸器)、かつ重症度別(I~IIの2ランク、脳血管疾患等はI~IIIの3ランク)に設定された。その上で、「標準的リハビリテーション実施日数」が設けられ、実施日数」よりも前までは1日6単位(一部の患者は9単位)まで算定が可能だが、この基準を超えれば1カ月13単位までしか、算定できなくなる。

 【標準的リハビリテーション実施日数】

 心大血管疾患リハビリテーション:150日超
 脳血管疾患等リハビリテーション:180日超
 運動器リハビリテーション:150日超
 呼吸器リハビリテーション:150日超

従来も、一定期間を超えれば、点数が下がる仕組みがあった。しかし、医療上の必要性をレセプトに記載すれば、低い点数ながらも算定が認められた。「土日曜日を除くと、1カ月に約132単位から207単位は実施している。しかし、今改定以降は、1カ月当たり、わずか13単位しか算定できない」と澤田氏。それを超える部分は、保険外併用療法(選定療養)の扱いになり、診療報酬の代わりに患者から自費を求める形であれば、リハビリを実施できる。

今回、特に問題になるのは、リハビリニーズが高い入院の患者だ。鶴巻温泉病院の回復期リハビリ病棟の約75%は脳卒中の患者が占める。そのうち180日超までリハビリが必要な患者が数%存在するという。「当院の患者の平均年齢は76歳と高い上、重症患者が6~7割にも上る。とても患者から自費を徴収できる状況ではない。一方で、当院としても、改定前もわずかに黒字を計上していた程度であり、今改定でリハビリの点数そのものも下がったので、病院の持ち出しで実施することもできない」と澤田石氏。

「勝ち負けは関係ない、火を付けるのが狙い」

もっとも、この訴訟自体、却下される可能性が高い。井上氏によると、「処分性」が一番問題になるという。今回における処分性とは、簡単に言えば、「厚労省の通知によって、不利益を被ったか」ということ。「リハビリが必要であるにもかかわらず、受けられなかった」という患者は、今改定が実施される4月以降でないと生じない。つまり、現時点では不利益を被った患者がいないため、通知の差し止め請求は認められにくいというわけだ。

「今回の提訴は、改定前のあくまで予防的な措置。ただし、一審で差し止め請求が認められなくても、最高裁まで争う予定」(井上氏)。その間に、必要なリハビリが受けられず、実際に「不利益」を被った患者が出れば、損害賠償請求も可能になる。こうした訴訟が起きれば、今回の訴訟の役割は終わる。

3月18日の未明に、澤田石氏は、提訴に先立ち、訴状を自身のホームページに掲載した。既に、支援する声などが多数寄せられているという。

「リハビリに限らず、医療問題への関心が低い医師もいる。こうした医師に関心を高め、行動してもらうために提訴した。まず火を付けることが重要。勝ち負けは関係ない」と澤田石氏は語っている。


リハビリに対する報酬が抑えられていることに対する、異議の申し立てです。まあ、リハビリだけではありませんが。国は医療に金をかけるつもりがありません。たとえば、後期高齢者医療制度。体よく言えば、老人は75歳になったらとっとと死ね、ということです。今行われているのは、それを強硬に推し進めるだけの政治です。有権者は、それを是認してしまったのだということを、十分に理解しておく必要があります。
まあ、それは過去のこと・・・もしそれを望まないのであれば、今後の投票行動で、その過ちを修正する必要があります。後期高齢者医療制度の施行まで、あとわずか。身内に対象となるお年寄りがおられる皆さんは、そのことを、何があっても決してお忘れになりませんように。この先生は、このことに対しても明確にノーと言っておられます。詳しくは、こちらです。

http://homepage1.nifty.com/jsawa/medical/

この訴訟ですが、勝ち負けは問題にならないと思っています。訴えは何らかの形で取り下げられると思われますが、明確なノーの意思表示をする人が出た、という事実だけでずいぶん違うと考えています。この動きですが、大きくする必要があります。後期高齢者医療制度の問題と絡め、高齢者福祉に対する政府の姿勢を問うことは、今後を考えるなら絶対に必要です。
願わくば、この動きがあることを、何らかの形で覚えておいていただきたいです。もし賛同してくださるのであれば・・・広めていただけると嬉しいです。医療者だけの問題ではありません。むしろ、患者側が積極的に動くべき問題であると、はっきり申し上げておきます。人はいずれ年をとります。そのときにうち棄てられる末路を選びたくなければ、行動こそが何にも増して必要です。

後に続く者が、もっともっと多くなってくれることを、強く願います・・・
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医師に残ってもらう方法
2008-03-20-Thu  CATEGORY: 医療崩壊
表題ですが、昨日の続きでこんなことを書こうと思いました。医療崩壊に関連するニュースの構成は「どこで、どんな理由で、医師が立ち去ったのか」が主になるのですが、まだ逆の文章を書けるメディアはほとんどなさそうです。対策としての「何をすれば、先生方に残ってもらえるのか」について、自分なりに書いておきます。

と言っても、別に新しく奇妙なアイデアを出すつもりはありません。これまで書いたことの再確認、という感じです。端的に言えば「医師を大切にする以外に、答えなどありはしない」のです。問題は、具体的にどうすればいいのかです。

・ 十分な報酬を支払う。特に残業代については、計算して全額漏らさず支払うこと。
・ 勤務時間を、労基法で認められている範囲に限定すること。それを超えた勤務を禁じること。
・ 時間外の患者については、別途診察料を徴収すること。
・ 著しく不当なものを除き、全ての医療行為について刑事上、民事上の責任を問わないこと。

まず報酬ですが、支払うのは当然ですが、金額を計算してしっかり払っているところは、現在でもかなり少ないようです。問題は報酬の多寡よりは、医師の労働がもたらす価値を正しく認識して理解しているかどうかです。奈良県のように、裁判になっても超過勤務の対価を支払わない対応をとった場合、それは「いつ医師が現場から離れてもかまわない」と宣言したに等しいです。
次に勤務時間ですが、地域の中核病院ほど、これが重要かつ満たされていないと思われます。的確な診療には、現場スタッフの正しい判断と、それを可能にする程度には余裕のある勤務環境が必要です。しかし現実は、重要な働きを担っている部署ほど、多忙に殺される確率が高くなっています。それは、昨日引用した文章から、よくご理解いただけると思います。
3つ目ですが、これは必要です。患者側が出来ること、かつしなければいけないことのひとつとして「時間外の利用を慎むこと」が挙げられます。最近時間外に、通常時間に受けられる程度の診療を平然と要求する無神経な患者が多いようですが、これはもう許されません。そういう患者は本来救急で取り扱うべき、緊急性を要する患者の受診機会を奪っています。そうならないために、時間外受診を抑制する対策は、絶対必要です。
最後は・・・かなり難しい命題ですが、やはり必要と考えます。勤務形態が過酷であれば、ミスの可能性は大きくなります。また医療行為によっては、救えない病気や事例も残念ながらあります。最近は何かあったら医療側の責任が、医療側が本来背負えない程度のものであっても、そうした理由を考慮されることなく問われることが多くなりました(福島で産科医に対して、警察が何をしたか思い起こしていただければわかります)。正当な理由によらない訴訟は、それだけで現場の士気を激しく低下させます。それは、間違いのない事実です。

そして、これらを本当に実現しようと思えばクリアしなければならない事項が、ひとつ存在します。だいたいの病院が、赤字経営です。また救急などは、明確に不採算分野です。不採算分野を維持しようとするなら、外部から継続的に資金を充当する必要があります。病院の経営を改善する努力は必要ですが、それだけでは足りなかったとき・・・ひとつの決断を地域住民は迫られます。
つまり「病院を維持するために、皆が何らかの方法で資金を負担する」ことになります。そこまで考えた上で、地域の医療機関を維持しようという決定をした自治体は、まだありません。しかし、最終的にはここまで考えないとなし崩し的に医師が立ち去り、病院が立ち枯れになる末路が待っているでしょう。あるいは・・・今の政府を転覆して、もっと医療費を充実して病院の経営を改善してくれる政府に変えるとか。

それだけの合意を地域社会が形成するのは、非常に難しいです。それ以前に、今医療に関するいろいろな問題を深いレベルで理解できている人自体が、非常に少ないです。願わくば、この文章を読んでくださっている皆さんが、自分の思うところを、何らかの方法で広げてくださればと思います。今はまだそういう段階(既に遅すぎるのかもしれませんが)ですが、皆の意識なしには、答えの書けない問題です。それだけは、間違いないと思います。
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地域の最後の砦・・・ですが
2008-03-19-Wed  CATEGORY: 医療崩壊
表題ですが、その中はもはや限界と言ってもいい状況が続いています。これが、現実です・・・このまま何もしなければ、早晩破綻します。そうならないために、何度でも書いたことですが、何をしなければいけないのか、しっかり考えた上で答えを示す必要があります。もっとも、それは一つの県だけで何とかなるような問題ではありません。もっと大きなレベルで、行動が必要です。救急医療を継続するために、社会全体でどれだけの対価を提供するか・・・それが何よりも大切です。

以前紹介したシリーズの、続きです。

「医師が危ない」第2部

高知新聞の記事ですが、良いものです。全部読み通してもらいたいと思います。また、こちらでも一部重要な部分をピックアップします。

< これより引用部分 >

自分の病院で働く医師の時間外労働が月二百時間。これは、国の過労死認定基準の一つ「八十時間」をはるかに超える。

医師が疲弊しているという。その原因は第一部で書いた通り、“防波堤”だった高知県立安芸病院を中心とした県東部の病院の脳外科が衰退し、ヘリ搬送も予想以上に来る。さらに「ウオークイン」と呼ばれる、救急車を使わず自分で来る軽症患者も少なくないことなどにある。

「ええ! ぜひ、見られた方がいい。実は現場からも『世間に実情を知ってほしい』という突き上げがあったばかりなんです。この病院は透明性が必要。ここで起きていることを、正直に伝えてもらうことも大切です。それが結果的に、県民に安心していただける病院になることにつながる。そのためにも、すべてをお見せしましょう」

「きついですね」と言うと、「前の病院は医師が二人だったので、くも膜下出血が来ると、夜中しか手術する時間がなかったんです。朝までやって、翌日はまた普通に仕事して、というのが一週間に三件続いたことがありました。さすがにその時は、かなり参りましたけど」。

福田医師は高校時代、バスケットボールで鍛えた長身だが、医療センターへ来て、たちまち五キロやせた。夜中に帰宅して遅い夕食を取っても、体が受け付けなかったという。自分の時間が全くなくなったそうだ。

「できるものなら。皆、心に時限爆弾を抱えてやってると思いますよ

朝食を買うため一階のコンビニに入った。頭はもうろう、食欲なし。何を買えばいいのか思い付かない。彼を見ていると、ゼリー飲料とパンを手に取った。「朝はこういうのしか胃が受け付けんのよ」。疲れているため、言葉がぶっきらぼうだ。

「僕はここでしばらく立ち尽くしてしまうんだ。ここの弁当を毎日食べて二年半やからなあ」と溝渕医師。

「これが同じ建物の中なのか」。壁一枚隔てただけで違う世界の落差に強い違和感を覚えた。

たった二日で僕らの忙しさが分かられたら困るよね。何カ月も見てもらわんと」

私はほとんど毎日、通い詰めた。すると、激務は彼だけでなく、脳外科の六人全員が同じ状況にあることはすぐに分かった。

誰も彼もが慢性的な睡眠不足。「このままだと脳外科は皆、倒れる」。取材を始める前に溝渕医師が言っていた言葉は大げさではなさそうだ。

「だから言ったでしょ。イラクのサマワだって。やっと分かった?」。そう言うと二百メートル向こうの建物に帰っていった。

「百パーセント植物状態になるのならやりません。でも、一パーセントでも可能性があるなら、やらないと。実際、駄目だと思った人でも話せるようになったこともありますし」

あまりの憔悴(しょうすい)ぶりに、慰めの言葉も思い付かず、そばにいた看護師に「痛々しいですね」と言うと、「これがずっと続くんですよ」。慣れ切っているのか、気にする様子はなかった。

ムクッと起きた溝渕医師は「もう、ええやろ。これ以上やったらミスが起こる。今日は土曜やろ。一回、家に戻って寝よう」と力なくつぶやき立ち上がった。

「一、二時間だから、大したことありません。今日は僕が麻酔科の待機だから、手術は全部、僕が呼ばれるんです。最悪だと四十八時間勤務ですね

その手術を執刀する消化器外科医も朝まで救急外来の当直で一時間半しか寝ていないという。

「この連休もよく働きました。二日間とも帰宅は午前一時すぎだったから。今日は家族で食事に行くんです」。そんな話をしていた時、一本の電話が入った。

結局、数分間のやりとりの後、転送を受け入れたものの、運ばれてきた患者に対してできることはなく、いら立ちの表情は隠せなかった。そして、福井医師の帰宅は午後十時を過ぎた。

例えば数年後に別の施設への異動が約束されていて、そこで新たな勉強ができるという夢でもあれば気力も持つが、展望もなく延々と激務が続いては、誰でも参る。

「向こうに帰られる可能性だってある。そうなると、高知の医療は大損害なんです。かといって、先輩の家庭の幸せは誰も保証ができない。これほど家に帰れなくては、奥さんも大変だし、子供さん(幼稚園児)にも泣かれるだろうし。それでも頑張っている。疲労が重なって今日のような場面が来たら、誰でも“爆発”しますよ

彼も一週間前、家族が岡山から来ていたのにほとんど帰宅できず、「医療崩壊の次は家庭崩壊か」と嘆いていた。

「今の心臓外科の平均は二百時間、脳外科は百八十時間、その次が整形外科かな」と溝渕医師。ここよりまだ、激務の所があるのか。脳外科以外の部署ものぞいてみたくなった。

< 引用おわり >

このままだと、いずれ破綻です。ここからひとりでも医師がいなくなれば、連鎖的に立ち去りが起こり、誰もいなくなるのは目に見えています。そうなったら、もうこういう症例を診て手術してくれる医師など、地域に期待できなくなります。

その地域から医師がいなくなれば、もし新規に医師を募集したとして、すぐには来てくれません。また医療はチームで行うものなので、来てくれた医師にいままでの働きをすぐに要求しても、まず不可能です。それに・・・医師が立ち去る地域は、決まって待遇が悪いものです。そういう地域にわざわざ来てくれる医師など、もう期待できないのが現実です。今の先生方を大切にしなければいけない理由が、そこにあります。もう、代わりはどこにもいません。それくらいの覚悟を、地域の住民はする必要があります。

そうならないために、必要なことを・・・次は書いてみたいと思います。
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これで崩壊しない方がおかしい(救急)
2008-03-15-Sat  CATEGORY: 医療崩壊
最近のトピックとして、すっかり定着してしまった感のある救急医療の現実。事情を把握している人はもう驚かない、そんな事実です。

救命医宿直7割「違法」 近畿28施設、時間外扱いせず
2008年03月13日10時36分

近畿2府4県の救命救急センター28施設の7割超が、常勤医師の泊まり勤務について労働基準法の趣旨に反した運用を続けていることが、朝日新聞の調査でわかった。同法で定められた時間外労働を超える勤務を課している施設も半数以上あった。医師不足などから、不当な長時間労働を強いられる救急医の姿が浮かび上がった。

厚生労働省によると、労基法上、残業などの時間外労働は原則として月45時間までしか認められない。ただし、夜間や休日に勤務しても、電話番などほとんど労働する必要がない場合は、「宿日直勤務」として例外扱いとなり、時間外労働とはみなされない。

救命救急センターの場合、通常の泊まり勤務は午後5時ごろから翌朝8時ごろまでの15時間前後。いつ急患が搬送されてくるかわからず、集中治療室にいる入院患者の処置もあって、仮眠さえ満足に取れない場合もある。同省監督課は「実態を考えると宿直勤務とはみなされず、仮眠時間も含めて時間外労働とみるのが妥当」としている。

調査には、長浜赤十字病院(滋賀県長浜市)と南和歌山医療センター(和歌山県田辺市)を除く26施設が応じた。このうち19施設が泊まり勤務を労基法上の宿直勤務として扱っており、7時間分だけ時間外労働したとみなしていた関西医科大付属滝井病院(大阪府守口市)を含め、計20施設が労基法の趣旨を逸脱した勤務を強いていた。

一方で、大阪大付属病院(同府吹田市)など6施設は数チームによる交代制などを取っており、宿直勤務はなかった。

泊まり勤務の回数では、最も多い医師が月45時間を超える4回以上泊まっている施設が16あった。最多は大阪府立泉州救命救急センター(同府泉佐野市)の月10回(3日に1度)。大阪市立総合医療センターと滝井病院の2施設が8回で続き、7回が2施設、6回が6施設あった。

泊まり明けの翌日勤務については、11施設が「通常勤務」と回答。ほかに10施設が「半日勤務」「翌日が休みでも勤務することがある」とした。理由としては、「数年前と比べて医師数が減り、交代要員がいない」(奈良県立医科大付属病院)、「受け持ち患者が重症で帰宅できないことが多い」(京都第一赤十字病院)などが目立った。

労基法に違反すると、地元の労働基準監督署が繰り返し改善指導し、従わない場合は同法違反容疑で書類送検することもある。


原典 → http://www.asahi.com/life/update/0312/OSK200803120134.html

つまらない文章の多い新聞業界ですが、今回は割とまともです。毎回毎回新聞記事を引用して、毒ばかり吐いていては、確かに健康上よろしくありませんが・・・今回は評価しなければと思います。そうしないと、フェアではありませんから。ただし最後の一文だけ・・・実際に書類送検された実例を、自分は知りませんが。それに送検されたとして、何らかのペナルティが病院にあるとも思えませんし。結局、医師は自分の身を、自分で守るほかありません。たとえば、何回か前に取り上げた奈良の産科医たちのように、残業代を訴訟で請求するとか。

救急は、他の分野と比べても仕事は厳しいし(いつ急患が来るかわからない)、萎えの部分が大きいし(軽症の患者が必要もないのに押し寄せる傾向があるため)、その割に報いがありません(報酬が特段良いわけでもありません)。睡眠と健康を犠牲にしてまで、こんな仕事をいつまでもやりたいと思うような医師が、いつまでもいてくれるわけではありません。もし救急が地域にとって必要、というのであれば、それ相応のことを地域も(政治、行政、住民が協力して)行う必要があります。今身近で仕事してくれる医師が何らかの理由で立ち去るのであれば、それは地域全体の危機です。そうならないように、いろいろ考えて、事を為す必要があります。

そうしないと、こういうことになります。こうなってからでは、正直遅いのではないかと思います。

紋別の医療、4月から非常事態~道立病院「救急対応一時休止する」
(3月14日付け)

紋別市内の医療が4月にも崩壊の危機に瀕していることが、13日の紋別市議会定例会一般質問で浮き彫りとなった。極度の医師不足に陥っている道立紋別病院が、4月から夜間・休日の救急対応を一時停止する意向を紋別地区消防組合に伝えたほか、地元の紋別医師会も「道立紋別病院で救急対応ができなければ、医師会としても一次救急の継続はできない」との意向を示したもの。また上渚滑診療所でも、医師本人の健康問題により退職願いが出されており、現在の契約が切れる4月以降は未定になっていることが明らかになった。宮川良一市長は「非常事態」との認識を示した。

12日と13日に行なわれた一般質問では、登壇した7人のうち青田輝智、佐藤留次、牧野正則、阿部徹、野村淳一、梶川友子の6議員が医療問題を取り上げた。各議員の質疑応答のなかで、これまで明らかにされていなかった、新たな医療危機が露呈した。

13日に登壇した阿部議員は、道立紋別病院が4月から救急対応を取り止める意向を固めたとする報道が一部マスコミでなされたことについて質問。宮川良一市長は、2月25日に道立紋別病院側から「4月1日から夜間・休日の救急受入れは一時休止する」との申し入れがあったこと、3月5日に開いた医師会役員と道立紋別病院、市理事者による会談で、医師会側から「道立紋別病院で救急対応ができなければ、医師会としても一次救急の継続はできない」との意思表示があったことを明らかにした。その上で宮川市長は「このままでは当市の救急医療が非常事態となることから、これを回避すべく、地域医療を統括する紋別保健所の調整により、広域連合による一次および二次医療体制を構築するまで、一定のルールのもと現状の救急体制を維持できるよう、道立紋別病院、医師会、紋別保健所と早急に協議することとしております」と答弁するに止まった。

いっぽう今年1月から紋別市による運営が行なわれている上渚滑診療所についても、阿部議員の再質問に対する市理事者側の答弁で不安要素が明らかになった。それによると現在の医師との契約は3月末で切れるうえ、2月28日に同診療所の医師から退職願いが届いたという。市側ではこれまで2回、医師を訪ねて慰留に努めたが、待遇などの条件ではなく健康問題が原因だけに、現在のところ継続についての回答は得られていないという。幡野勝彦副市長は「ずっと残ってもらいたい、上渚滑1200人の地域医療を守ってもらいたいと考えている」として、今月末にも再度訪問して要請する方針を述べ、理解を求めた。


原典 → http://www.minyu.ne.jp/digitalnews/080314_1.htm

こうなってからあわてて対策しても、遅いです。今そこにいる医師が立ち去るような場所に、新しく別の医師が来てくれるかどうかわかりませんし、スカウトするには費用が必要です。また、高度な医療行為は、チームが有効に機能しないと行いえません。結局、何もしないまま医師が勤務意欲をすり減らすまで放置したことのツケを、皆が払うことになります。そうならないように、日頃から医師を皆で大切にする必要が、あったのですが・・・

そういえば、北見でも同じようなことがありました。あちらですが、この日記でも先日とり上げました。一度はまともになりかけたのですが、掲示板は止まってしまいました。概して、何か問題があると必ずこういうことが起こります。医師側の苦境を正しく理解しようともしない患者側の心無い書き込みが掲示板を荒らした結果、全国に恥を晒すパターンがずいぶん多いです。一度でも悪い評判が立ってしまうと(特にネット上のそれは、医師が職業柄ちゃんと目を通している、ということを考えればなおのこと深刻です)、今後その地域に医師は来なくなります。そうならない選択をした地域なんて・・・今のところ丹波くらいのもの。

今のうちに、見ておくべきところは、しっかり見ておくほうがいいです。手遅れにならないように、やっておくべきことは、確かに存在します。
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雨にも負けず、は難しいです
2008-03-14-Fri  CATEGORY: QMA
今日は、雨が降ってしまいました。仕方がないので、仕事が終わったら早めに帰還、問題の整理・・・と思っていたのですが。とりあえず携帯を動かして、もらえるようになった待ち受け画像を(クララのやつです)取得していたら、何とそこで電池切れになってしまいました。こういう場合は、いつものあれです。

「おぅまぃがっっっ!」

というわけで、急遽充電モードに突入。適当にプレミアリーグ(衛星)など見て、時間をつぶし、今に至るというわけです。試合ですが、一方的なものでした。超一流と二流の差が、特に防御で明確に出てしまいます。何人いても守れないゴール・・・本当にあっけないものでした。強いチームは、ほんの些細なミスも見逃しません。この点は、自分も見習いたいと思いつつ、なかなか出来ないことです。

新作の序盤ということで、まだ防御が甘いです。正解率も何とか8割ある程度。緑色や新形式のスロットが意外に痛い展開は、確かに歯がゆいものですが続いています。とにかく時間が欲しいし、☆を早く埋めてしまいたいものです。次の日曜日に、ノンジャンルの☆集めも一段階つきそうなので・・・次は全色スロット、そして緑色・・・という考えはあります。月末はキャノンを予定しています。それまでに、戦力化を済ませておきたいですが、これは難しいかも(弱気)。

新しい携帯ほど、実はいろいろなことで電池を消耗しやすい、というのは悩ましいところです。充電と節約を、これまで以上に考えるようになりました。これは・・・昔の方が良かったかも。あるいは、デジカメの購入を、本格的に考えるきっかけになりそうです。

明日は、仕事を早めに終わらせて、夜の参戦です。確定申告ですが、何とか一区切り。難しい仕事ですが、無事にいけば幸いと思っていますが、どうなることでしょう?
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金属にはなったけど
2008-03-13-Thu  CATEGORY: QMA
とりあえず、青銅賢者には昇格しています。

しかし・・・当然ですが、最上級(ドラゴン組)の激戦はとどまるところを知らず。階級の高い方ばかりのトーナメントが、非常に多いです。緊張感がどこまで、いい意味で保てるかが勝負です。明日は雨の予報があるので、今日のうちにしっかりやっておきました。

先生ですが、エリーザ先生以外は全部オープンできました。☆40個なので、難しくはありませんが、根気は要ります。とりあえず、新しく使い始めた先生のコメントなど。

・ 某ナルシー先生 → 多少、嫌味なところがなくなったか。味気ない?
・ 某おばかさん先生 → ときどきドスのきいた台詞が飛び出すところは、相変わらずのSか?
・ 某御老体先生 → こちらも相変わらずです。一番無難、一番意外性がない人?

実は第2作で、自分はリディア寮でした。とりあえず、このまま某おばかさん(もう「某」でも何でもありませんが)先生と心中するのもいいかも・・・と思い始めた途端、決勝まで残っても運が続かず2位、2位、2位・・・これは、やはり先生の呪いかもしれません。まるで「風○クラ○デ○ア」に出てきそうな、お約束のハマリコース。とりあえず、いつものアレです。

「なんじゃそりゃーっっっ!」

まあ、まだリディア先生にしてから、3回戦で落ちていません。せっかくですから「おばかさん」でも聞いてから、そのときの気分で決めるのもいいと思っています。

久々に、バカなことを書いてしまいました。恐縮です・・・これに懲りずに、また見に来てください(礼)。
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「医療破壊」という言葉の意味
2008-03-10-Mon  CATEGORY: 医療崩壊
いろいろあって、久しぶりに日記の続きを書きます。この話題、途切れさせない方がいいかと思いました・・・その旨ご了承ください。

さて、今度はこちらの文章を紹介します。今日拝見しました。

(題名)医療破壊に抗議する!

最近でこそ、「医療崩壊」という言葉が
少しは一般的になってきたかと思いますが、
日本の医療は崩壊しつつあるのではなく
破壊されつつあるのです。

2年前、福島県の、とても優秀で
献身的で患者さんにやさしい先生が
不当逮捕されました。
平成の治安維持法が、昭和の時代よりも
ひどく国会を通さずに始まりました。

ある妊婦さんの御主人の発言です。

「逮捕当日入院していた妻も驚いています。
逮捕される前日にも回診に来てくださり
優しい言葉を掛けてくださいました。

先生は、患者にも優しく昼夜、
休日も出勤され患者のために
一生懸命に仕事をされていました。
切迫流産だった妻も先生のおかげで
安心して入院しておりました。

しかし今回の逮捕で病院から
転院してくれと言われました。
残念でなりません。
先生の1日も早い復帰を願っています。」

大阪保険医協会理事会の抗議声明の抜粋です。

「福島県立大野病院の産婦人科医師の逮捕に抗議する

まず、はじめに今回の産科手術で
亡くなられた患者さま並びに
ご遺族の方々には心からお悔やみ申し上げます。

平成18年2月18日に福島県立大野病院の
産婦人科医師が業務上過失致死と
医師法違反容疑で逮捕されました。

我々大阪府保険医協会は、検察および
福島県警の不当逮捕に強く抗議するとともに、
直ちに産婦人科医師を釈放することを求めます。

大阪府保険医協会では30年前より
産婦人科医療の問題点を列挙し、
社会保障を充実させるべき責任を負っている
政府が早急に改善すべきであると指摘してきました。

地域医療を担ってきた医師個人の
崇高な精神に甘え、産科医療を軽視した福島県、
また行政改革の名で推し進められている
政府の財政優先の国民医療軽視政策が
招いた不幸な結果であると考えています。
 
今回の逮捕は、既に我々大阪府保険医協会や
医師会、日本産婦人科学会、産婦人科医会、
周産期医療の崩壊をくい止める会など
全国の多くの医師団体からの抗議声明で
指摘されたごとく、現代医科学の
学問的水準においても日本の産科医療水準においても
不当なものであり、多くの関係有識者が
疑問を表明しているとおり極めて不透明なものです。」

キーワードは「医科学の学問的水準」です。
「科学的根拠」と言ってもいいでしょう。

それから2年。
4月からは「平成の姥捨て山」と言われる
後期高齢者制度が始まろうとしています。

インターネットを見ればわかると思いますが、
ほとんどの医師が反対しています。
思想・信条・支持政党に関係無くです。

皆さん。皆さんは本当に
医療が必要だと思っていますか?
日本の医療を破壊しようとする攻撃に
本当に反対しますか?

そのためには政府に抗議することも
もちろん大事ですが、それだけではだめなんです。
この国のあり方を考え直す、
建て直すことが必要なんです。

皆さんひとりひとりの考え方と行動も含めて。
この国が医療にどれだけお金をかけるか、
そのためにこの国のかたちをどうするか、
医療を国民が理解するために
どういう教育が必要か...。


医療生活協同組合には
「この国の医療のかたちを変える」
可能性があると信じています。

医療生協は患者の「自己決定権」を尊重します。
 
この国の医療をどうするか、
皆さんがよく考えて決定してください。


私は私で、この国のかたちがどうなろうと、
自分が最もよかれと思う医療を実践していきます。


北多摩中央医療生活協同組合 
医療生協だより No.128 2008年3月
(組合員数約6000人)


書かれたのは、みなみうら生協診療所の元岡和彦先生です。

「医療崩壊」という言葉と、今回の「医療破壊」とでは、後者の方が圧倒的な衝撃を持っています。前者は勝手に崩れて言ったという印象、後者は人の手により「壊された」という印象・・・ここで問題なのは、誰が壊してしまったかです。
真ん中より下の部分で強調しましたが、ここが重要なところの一つ目です。人の行いが悪いことの結果として、世界が汚されます・・・この世界(医療)も同じです。この国で、医師一人が受け持つ患者の数は、平均してだいたい500人(26万人医師がいる、というのがもし正しければですが)です。当然ですが、患者側のもたらす影響は、医療側のそれより遥かに大きいし、時に深刻です。最近になってようやく患者の悪し様が紙面を賑わすようになりましたが、それをずっと野放しにしてきたのだから、医療崩壊は当然の結末です。
もっと言うなら、皆が医療を「壊してしまった」のです。次は文章の最後、青く強調した部分ですが・・・この言葉、かなり引っかかります。今はこの先生、このように仰いましたが・・・果たしてどこまでその言葉どおり貫徹されるでしょうか。もし仮に今までどおりの行いを患者側が繰り返し、徹底的に破壊されつくしたとして・・・その時までこの先生が踏み止まってくださるのかどうか。何度か使った表現ですが、彼が「不動明=デビルマン」と同じ選択(人間たちに愛想を尽かし、守ろうとしたはずの人間に手を下す)をしない保証は誰にも出来ないでしょう。
あるいは、そうなればそうなったで、今度は自分の身を守るためのみにメスを振るうのかもしれません。既にそれは、現実のものになってしまっています。防衛医療・・・警察や司法によって指弾されたことのある医療行為と、それに類似する行為を慎むようになった結果、患者側は必要な医療を受けられなくなっています。これも、福島のあの事件以降加速度的に進行している危機のひとつです。

この文章からも、考えさせられる部分は多いです。よき行いにはよき報い、悪しき行いには悪しき報いが来ます・・・何を望み、何を為すか。それがこれから先は、もっと厳しく問われるようになります。
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医師が医療に殺される現実
2008-03-06-Thu  CATEGORY: 医療崩壊
昨日の続きで、今度はこちらを紹介します。これまた長い文章ですが、読んでくださると嬉しいです。

急増「医師の過労死」

患者にシワ寄せで医療過誤も

読売ウイークリー 2008年3月16日号 p18-19


患者を守るはずの医師が病んでいる。研修医から働き盛りの医師まで、突然死や自殺が相次いでいるのだ。その原因の一つは、「宿当直」という過酷な労働環境。なんと36時間以上も眠らずに働いているというのだ。
「もうこれ以上、悲惨な死を招くようなことがないように努力してください」
言葉の最後は涙声になっていた。
昨年11月、「なくそう!医師の過労死シンポジウム(過労死弁護団全国連絡会議主催)が東京で聞かれた。その締めくくりに、過労死で医師の息子を亡くした家族の一人として、老いた父親が発した悲痛な叫びだ。
患者の健康を守るはずの医師が、次々と過労で死んでいく。この現象が、ここ数年、にわかに表面化してきた。研修医から働き盛りの医師まで、心不全など突然死や自殺が相次いでいる。過労死弁護団全国連絡会議の集計では、2007年だけで7件が労災認定されている。
しかし、これはあくまで氷山の一角にしか過ぎない。労災認定すら申請せず、ひっそりと死んでいった医師は、表面化した数倍に達するのではないかとすら、言われている。
なにが問題なのか?
シンポジウムでは、医師の過重労働がその背景にあると指摘された。
なかでも問題視されたのが、医師の世界にだけ通用している、特殊な勤務形態である「宿当直」だ。
典型的なタイムテーブルを示してみよう。
勤務医の場合、朝の8時頃から外来診察が始まる。そして昼食を取る間もなく、外来と入院患者の診察・治療が続く。それが終わるのは、早くて夜8時。患者の病状によっては、10時近くにまで及ぶこともざらにある。そして、休むこともできず、朝の7時頃まで、当直勤務がある。一応、医師は仮眠できるようになっているが、救急患者が来院すれば、叩き起こされ、治療をしなければいけない。あるいは、入院患者が急変すれば、深夜だろうが、早朝だろうが、関係なく、医師は治療に専念する。実質、ほとんど寝る時間はない。そして次の朝になって、また8時から夕方まで外来診療――。
これが多くの研修医の場合は、月の半分近く、中堅の医師でも数回は義務化されているという。
延べの労働時間は、36時間を上回る。36時間以上、眠らずに働いているというわけだ。


聖職者という意識

シンポジウムのパネラーとして出席した「ちばこどもクリニック」の千葉康之院長は、睡眠時間と判断力の低下について次のように発言した。
人間は24時間以上、睡眠を取らないでいると、酒で酩酊しているのと同じ程度の判断力しかなくなります。つまり、宿当直をした後の医師は、ほとんど判断力を失った状態で、患者を診察・治療しているのです
記者も以前、小児科の救急医療を取材した際、ベテランの医師が、こんなことを言っていたことを記憶している。
当直明けで、朝の8時頃になると、ふっと眠気がきて、自分がいったい何をしているのか、わからなくなる瞬間がある。医療過誤が問題になっているけれど、自分もミスを犯してしまうのではないかと、肝を冷やしたことは何度もあります
医師の過重労働は、医師の命を縮めるばかりでなく、患者も医療過誤を受ける危険性をはらんでいるのだ。
では、どうして医師だけが、このような非人間的ともいえる過重労働を強いられているのだろうか。
過労死弁護団全国連絡会議の代表幹事である松丸正弁護士は、「医師は労働者として認められていない」ことを強調する。
労働者は労働基準法で、原則として週40時間と労働時間が決められている。残業するにしても、労使間で締結した「36協定」と呼ばれる時間外労働枠の範囲内でしか許されず、厚生労働省の告示で原則月45時間以内、年360時間以内となっている。
ところが、勤務医であっても、その基準時間を大幅に上回る時間を働いているのが実情だ
。36協定のなかに特別条項を定めて、月150時間、年1160時間としている実例もある。過労死の認定基準は月平均80時間以上の時間外労働が、2~6か月続くとしていることを思えば、勤務医のほとんどが過労死ラインを上回る状態で労働している、信じがたい劣悪な労働条件がまかり通っているのだ。
医師はいまだに聖職者という意識を強く持っている。また、目の前にいる患者を放っておけない現状もあります。そのため、労働者であるという自覚が起きにくい。それをいいことに、病院側も労働基準法違反の労働時間を平気で強いています。国も、医師不足を理由に見て見ぬふりをしてきた。大幅な36協定違反を認めてきた労働基準監督署の責任も大きい。医師の自覚、病院の労務管理、そして国の医療行政――この三つが根底から変わらないと、医師の過労死はこの先も続き、患者に対する医療過誤も増えていくことが懸念されます」(松丸弁護士)
こうした医師の労働条件をめぐる悪循環は断ち切れないのか。
   
4割がうつ症状を・・・

ジャーナリストとして、1998年に過労死した研修医のルポ『研修医はなぜ死んだ?・』(日本評論社)の著者である塚田真紀子さんは、一踏ん張れないヤツは医師ではないという精神風土が、まだ医療界には根強い」と指摘する。
「医師は強い人間であるべし、という神話が、過労死を生む土壌になっているのではないでしょうか。過労が原因でうつになっても、自分の病院ではなく、こっそりと他の精神科クリニックを受診する医師が多いことに驚かされます。どうしてそうするのかといえば、精神的に弱い医師とレッテルを張られることを恐れるから。ところが、04年までに筑波大学の前野哲博教授が全国46施設の研修医を対象に調査した結果によると、研修医の実に4割が抑うつ症状に悩んでいることがわかりました。このように実態からかけ離れた神話が残っている限り、医師は死に向かってでも働き続け、患者は判断力の欠けた医師の診察を受けることになる。これは日本の医療界が抱える重大な問題です
塚田さんが取材した研修医の過労死が国会で取り上げられ、厚生労働省は医師を労働者として認めることを言明した。それによって、徐々に医療界の体質も変わりつつある。以前は
過酷な労働も致し方なし、としてきた医師たちも、さすがに医師の過労死による労災認定が増加している今は、「明日はわが身」(塚田さん)という考えを持ち始めた。病院側も医師の労働条件改善に向けて動き出しているところもある。
大阪厚生年金病院では、04年から最低限度として遊30時間労働の医師を正規職員として扱うようにしたところ、医師不足に悩む産科や小児科でも医師が増えている。
しかし、全国的に見れば医師を取り巻く環境は依然として厳しいままだ。患者が医師に要求する医療の質は年々高まるばかり。そのため、医師不足が恒常化しており、医療費も逼迫して、医師を確保する財源も難しい
「いい医療を受けたいという患者の気持ちは当然です。医療法でも、国や医師らが『良質かつ適切な医療』を提供するよう定めています。それを阻害するような現状は問題です。また、患者側も、水虫で深夜に受診するなど非常識は改める。そうした患者と医師の関係を築いていくことも大切です」(塚田さん)
先のシンポジウム当日、小児科医だった夫が過労でうつになり、自殺した中原のり子さんら、過労死医師遺族の代表が、舛添要一厚生労働大臣にあてて、2万2314筆の労働環境改善の署名を手渡した。国も医師の勤務改善が不可欠であることを認めている。
健康を守るはずの医師が、一番、不健康な労働環境にある。もはや医者の不養生では済まされない、深刻な事態が病院で今も続いている。

(ここまで引用)

これが現実です。医師はこの国の患者が求める医療を提供するため、文字通り身を粉にして働いてきました。しかし患者側の人間がこれを顧みたことはなく、むしろ要求のレベルを青天井に高めてきた・・・そうしたエゴイズムの醜悪な結末が、医療崩壊です。これだけ社会に奉仕したとしても、何かあれば医療ミスを犯した悪い医師として社会に袋叩きにされる。そのことが十分にわかっている医師は、もはや患者たちのために自らを犠牲になんてしないはずです。だから、昨日の文章どおり、医師は病院から立ち去っていくのです。
そうならないために必要なことを、患者側の人間はもっと早く、正しく理解するべきでした。医療に対して提供する対価をもっと多くすること。そのために政治を動かすこと・・・あるいは、自らが対価を提供すること。患者側が、無体な要求ばかりするのではなく、医師を取り巻く現実を正しく理解し、苦難を共にしようと動かなかったことが、医師が患者に見切りをつける最大の原因になったと思います。今後、この国では有権者が政治という手段を通じて決めた医療費の枠内でしか、医療は行われなくなるでしょう。対価をケチり続けてきたことの結末として、多くの医療難民が生み出されます。

ここでとり上げた不条理の原因は、明らかに患者側にあります。彼らの不幸の上に、ただ胡坐をかき続けるのであれば・・・報いが来るとだけ申し上げておきます。今は、そのことを少しでも早く理解し、具体的な行動に移るべき時です。それは、絶対に、絶対です。
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勤務医が「逃げていく」わけ
2008-03-05-Wed  CATEGORY: 医療崩壊
もうお読みになった方が、もしかしたらいるかもしれませんが、今日はこの文章を紹介します。長いですが、時間があれば読んでくださると嬉しいです。

「勤務医が病院からどんどん逃げていく」

30時間連続勤務、休みは月一回

週刊文春 2008年3月6日号 p44-47


「私たちはみな疲弊していて、限界ギリギリ、崩壊寸前の状態なんです」

こう話すのは、『誰が日本の医療を殺すのか』の著書がある本田宏医師(済生会栗橋病院副院長)だ。本田医師は病院で外科の責任者を務めているが、七人の外科医で年間八百件の手術をこなしているという。
現在のような医療崩壊寸前の状態がこの先も続いたら、本当に病院から勤務医がいなくなってしまうかもしれません」(同前)
この数年、産科や小児科を中心にした「医師不足」の深刻度が増している。その背景には、開業医と比べ、病院に勤める勤務医の過酷な労働実態がある。二月十三日には、中央社会保険医療協議会(厚生労働相の諮問機関)が来年度の診療報酬改定案を答申し、勤務医対策に約一千五百億円を振り向けることを決定した。
「この額でも勤務医対策には不十分です。本来は開業医の再診料を引き下げることで、もっと増額するはずだったのですが、開業医が多く加盟する日本医師会が猛反発した。抜本的な対策は先送りされた感を拭えず、今後も医師不足の深刻さは増すばかりでしょう」(厚労省担当記者)
厚労省の調査によると、開業医の平均年収は約二千五百万円で、勤務医は約一千四百万円。しかも、当直の多い勤務医は労働条件もはるかに過酷だという。こうした現状を踏まえ、勤務医から労働環境の改善を求める声も上がり始めた
今年一月、全国の四百名以上の勤務医を中心にした医師が「全国医師連盟設立準備委員会」を立ち上げたのだ。今年の五~七月ごろをめどに千人規模での設立を目指すという。勤務医である黒川衛代表世話人はこう語っている。
    
「月に十一回当直したことも」

医師は疲弊し、病気の人を助けたいというモチベーションが低下している。医療を再生するため、医師が現場から声を上げていかなければならない
実際、勤務医の日常を追いかけてみると、その過酷な労働環境は筆舌に尽くしがたいものがある。
東京都内にある病院の事例を紹介しよう。この病院はベッド数二百床で、勤務する医師は十六名。この病院に勤務する医師七年目の内科医、A医師の一週間の勤務内容を追った。彼の勤務の主なものは「外来診療」と「病棟患者の世話」それに「夜間の救急当直」だ。
月曜日。勤務開始は八時四十五分と早いが、これは毎日のことだ。午前中は、病棟患者の回診。常時十五名以上の患者を担当している。回診の合間に、研修医の教育をすることも中堅のA医師の大事な仕事だ。午後は、外来患者を診察。六時間ほとんど休みなしだった。そして、夕方から翌朝までは救急での当直業務。この日は救急車四台を含む十二人の救急患者を診察。この時点ですでに二十四時間の連続勤務になるが、仕事はまだ終わらない。
救急の患者さんが少ない場合は仮眠をとれることもありますが、完全徹夜で翌日の業務に入ることも少なくないです」(A医師)
結局、一睡もせずに翌日の仕事が始まった。
火曜日。午前中は病棟業務で、十一時から十五時までは会議。その後はまた病棟業務と研修医の指導。結局帰宅したのは十八時。前日から、なんと三十三時間以上の連続勤務だった。これだけ長時間働いたにもかかわらず、翌日の出勤時間は変わらない。
水曜日。八時四十五分勤務開始。朝から夕方まで外来と病棟の患者を診察し、夜は病棟患者の急変により、帰りは午後十時に。勤務時間は十三時間以上だ。
「十五人いる自分の担当の患者さんの具合が悪くなった場合は、帰りが深夜に及ぶこともあります」
木曜日。八時四十五分から十七時まで、外来・病棟で患者の診察をした後に、十七時より翌朝まで当直。救急の患者数は月曜日より一人多い十三人だった。そして二十四時間連続勤務後に、翌日の業務に突入。
金曜日。八時四十五分から十五時まで外来患者を診て、それ以降は病棟業務。前日は完全徹夜にもかかわらず、この日も帰宅できたのは十八時で、やはり連続三十三時間の勤務だった。
月曜日から金曜日までの五日間の労働時間がなんと七十九時間。だが、業務はこれで終わりではない。土日も働いているのだ。
「十五人も病棟の患者さんを受け持っていると、なかなか休めませんよね」
結局、一週間の労働時間を計算すると、なんと九十五時間になってしまった。一ヵ月に8回当直に入るというA医師にとって、こうした一週間が日常なのだ。
「完全な休日は月に一、二回しかありません」
この病院では、このような過酷な労働は内科医に限ったことではない。外科医でもあるB院長が言う。
「私自身は院長になってからは、院長業務が増えて当直は月四回と少なくなりましたが、以前は多いときは月に十一回当直をしたこともあります。当直明けで二十四時間以上勤務している間に手術をすることも日常茶飯事です。もちろん、どんなに疲れているときでも、手術となると不思議と集中できるもので、患者さんが心配するには及びません。

研修医の待遇改善も一因

でも、そうは言ってもやはり私たち医者も人間です。三十時間も連続して働いていると、手術の後の外来診療や入院患者の世話をしているときに、急に疲れが出て緊張が途切れてしまうことがあります。そんなときは自分自身でも本当に恐くなる。手術だけでなく、外来診療や病棟業務だって、神経を集中させていないとできない仕事ですから」
なぜ、このような過酷な労働環境になるのか。
「私もこんな過酷な条件で働かせたくはないですよ。できれば週一回は完全に休ませたいし、当直も週一回にさせてあげたい。でも、そうするには医師の絶対数が足りない。理想的な勤務体系にするには、現在の十六人にあと五人は必要です。でも、ずっと以前から募集しているんですが、いっこうに集まらないのです。それはどこにも余っている医師がいないからです」
こうした現状は、この病院に限ったことではない。日本医療労働組合連合会の調査では、七割以上の勤務医が連続三十二時間の勤務を月三回以上行い、三割の勤務医が月に一日も休みがとれない状況にあるという。つい先日も、大阪府の公立病院が、三千五百万円の年間報酬を条件に麻酔科医を募集しているというニュースが話題になったが、それだけ全国各地で医師不足が深刻になっているのだ。
さらに、前出の本田医師は、「医師不足の原因はもうひとつある」と言う。
それは相次ぐ医師の逮捕・起訴です。現在、一年間で一千件以上の医療事故が報告され、連日のように医師が訴えられている。もちろん、なかには本当に悪質なものもありますが、多くは『どうしても防ぐことが出来ない過失』だと私たちは思っています。どんなに優れた技術を持っている医師でも“絶対”はない。多くの医師は自分が訴えられて逮捕されるのではないかという恐怖を感じながら日々勤務をしているのです。特に、産科、小児科、救急などが顕著で、いまや、そうしたハイリスクの現場からできるだけリスクのない診療科へと医師が避難している。このリスクは特に勤務医に顕著で、こんな状況がこれからも続けば、病院から勤務医が消えてしまうのではないかと、私は本気で危惧しているんです

本田医師は、二年前に後輩の女性医師からこんな年賀状をもらった。
「精も根も尽き果てるような働きをせずとも、安全な医療が提供できること。それが今年の目標です」
これを書いたのは十六年目のベテラン医師だった。
「彼女ですらこんな風に思いながら仕事をしていたんだと思うと、心底驚きましたね。おそらく日本中の医師の多くが、同じ気持ちなのだと思います。私はこんな気持ちで仕事をしている後輩たちのために、せめて安全な医療を提供できる環境を整えてあげたいと、つくづく思いました」
現場の医師の過酷な労働環境を生んだ原因の一つに、平成十六年四月に導入された「臨床研修必修化」がある。これは研修医の二年間の研修を義務化する改革だ。
それまでは、現場経験もなく臨床技術にも乏しい研修医が、医療現場で最も過酷な労働を強いられていた。その結果、研修医による事故が相次いだ。だが、「臨床研修必修化」によって、研修医だけの当直とアルバイトは禁止され、指導医による教育も義務づけられ、給与も格段に上がった。この改革によって、研修医の待遇は格段に改善された。
だが、研修医の待遇が改善されたことにより、医療現場では中堅医師やベテラン医師の労働がさらに過酷なものとなってしまったのだ。それまで、研修医が担ってきた「過重な労働」がただ単に、中堅・ベテラン医師へと移っただけで、問題はいっこうに解決していなかったのだ。研修医問題を対症療法で解決しようとしたために、別の大きな問題が生まれてしまったのだ。
   
医師の増加に反対する厚労省

さらに、これまで「医師不足」が大きな問題にならなかったのは、あるカラクリがあったからだ。本田医師が語る。
これまで私たち医師は、厚生労働省から『日本の医師は多い』とずっと言われ続けてきたんです。でも自分で調べ直してみると、それは大きな間違いだとわかったんです。例えば、OECD(経済協力開発機構)が調査した人口干人あたりの医師数の比較では、OECDの平均が三人に対して日本は二人。加盟三十カ国中ビリから四番目です。しかも、この差は年々開いている。なのに、厚労省はずっと『医師は足りている』と言い続けてきた
実は、厚労省だけでなく、日本医師会も以前は「医師は不足していない」と主張していた。だが、最近になって「医師の絶対数は不足している」との考えに変わった。日本医師会常任理事である中川俊男医師はその理由をこう答える。
「それは最近の私たちの調査で、医師の仕事の質が変わって仕事量が圧倒的に増えたことがわかったからです。その原因の一つは医療が高度化したこと。もう一つは、患者さんの医師への要求水準が高くなったこと。例えば一昔前に比べて、インフォームドコンセントの回数や時間も飛躍的に増えています。また電子カルテの普及などにより、文書作成の時間も以前よりも増えました。こうした医師の仕事量の増加を考えれば、今の医師数は明らかに絶対数が不足しています」
これは世界的な傾向でもあると、本田医師も言う。
世界中の多くの国でも、医師の仕事量は圧倒的に増えています。また、現在、先進国の医療の主流は『チーム医療』になっています。安全な医療をするにはチーム医療が必要なんですが、『チーム医療』にはマンパワーが不可欠です。ですから欧米諸国では、仕事量の増加と安全な医療を提供するために医師の数を相当増やしている。しかし、日本では増加は微々たるものでほぼ横ばい。日本が世界の先進国と肩を並べるためには、あと十四万人の医師を増やす必要があるんです
日本の医師の定員数を決定するのは厚労省だ。その厚労省は、医師の数を増やすことに反対してきた。
自らも医師免許を持ち、臨床の経験もあるという医政局医事課課長補佐の井内努氏は、「これは厚生労働省の公式見解です」と前置きし、こう答えた。
「厚労省としても、現在の医師の絶対数が不足していることは認めているんです。ですが、現状でも医師は毎年八千人ずつ生まれており、それを考えると、この数年は不足しても二〇二二年には足りる計算になる。ですからいま大量に増員すると、十五年後には医師過剰になってしまう。このような考えから、いまは大量に医師を増員することはできないと考えているわけです」
だが、本田医師は厚労省にこう反論する。
厚労省がカウントする医師数とは、医療現場で働いている医者の数ではなく、医師免許を持っている人の数なんです。つまり、結婚などの理由で医療現場を離れた女性や八十歳を過ぎてリタイアした医師も全てカウントされているんです
医師の数を大量に増やしているアメリカでは、二〇〇〇年を境に統計上医師の数がぐんと下がったことがあるんですが、これは算定法を変えたからなんです。医師免許を持った医師の数から、医療の現場でフルタイムに働く医師だけをカウントする計算法(FTE)に変えたのです。現在先進国の多くはこのFTEを採用しているのですが、日本では相変わらず医師免許を持った人全員をカウントしている。いまだに、こんな算定法で計算しているから、日本では正確な医師数のデータがでないんです」
厚労省が二〇二二年には医師数が足りると考えるのは、「医師は死ぬまで辞めない」という前提があるからなのだ。だが、以前はそれが常識だったのかもしれないが、もはやその常識は通用しないだろう。
  
道路か医療費か国民が選ぶべき

こうした「医療崩壊」の現状について、政治家からも新たな声が上がり始めた。二月十二日に発足した「医療現場の危機打開と再建をめざす国会議員連盟」には、超党派の議員が百四十名参加している。会長は元厚生労働大臣の尾辻秀久氏。幹事長は独自のルートで医師のヒアリングをしてきたという民主党の鈴木寛氏だ。鈴木氏が言う。
「実は、日本の医療費は世界的に見ても非常に少ないんですが、あまり知られていません。医療費が少ないにもかかわらず、国はさらに診療報酬を下げて医療費の抑制政策を進めています。このことが病院経営を逼迫させて医療崩壊を促進する要因になっているんです」
現在、日本の医療費は総額で約三十兆円だが、GDPに占める医療費の割合はG7平均が一〇・二%に対して、日本は八%にすぎない。本田医師もこう言う。
「その一方で、日本の公共事業費はずば抜けて多いんです。日本以外の先進六カ国の合計よりも日本一国の方が多いほどで、日本という国は、人の命よりも橋や道路をつくることを優先してきた国なんです」

それでは、ヨーロッパなみに医療費を引き上げることはできるのだろうか。
前出の鈴木議員が言う。
ヨーロッパの国々がなぜ公共事業費よりも医療費にお金を使うようになったのか、それはその国の国民がそう選択したからなんです。税金の使い道を決めるのは、政治家でも役人でもなく、最終的には国民です。例えば、救急病院に担ぎ込まれる患者さんの何割かは交通事故の患者さんですよね。ならば、救急医療の充実のためにいま話題のガソリン税を使うこともあり得ると思うんです。道路を作るために税金を使った方がいいのか、医療崩壊を食い止めるために使った方がいいのか、決めるのは国民です
道路を整備して病院に行くのが便利になっても、そこに肝心の医師がいなければ意味がないのではないか。

(ここまで抜粋)

結局、こういうことです。国民が「医療を必要としない」という選択をし続けた結果が政治であり、行政なのです。医師を増やさず、今働いている医師を粗末に扱い続けた結果が、医療崩壊です。そのことを自覚し、悔い改め、行動することが、全ての有権者に求められることです。

今日は文章が長くなったので、ここまで。また明日、文章を別のところから引用します。
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雲の晴れ間は、まだ遥か
2008-03-03-Mon  CATEGORY: QMA
相変わらず、ドラゴン組は激戦続きです。新形式のスロットは皆さん同じ条件でのスタートなので、それが原因の紛れも多く、何とも勝ちにくい状況が続いています。そういうときのタイポ、その他凡ミスは、目も当てられません・・・最近、緊張感のあり過ぎる状態が続いているので、気持ちを保つのが大変です。

とりあえず、スロットについて、いくつかの考察。

ここまで3年以上遊んでいますから、それで身につけた知識は、やはり活きてきます。他の形式で嫌と言うほど見た問題が割と多く、答えが導き出せるものは結構たくさんあります。まるっきり初見のやつが泣かせてくれます・・・ジャンルによっては、相手の得する問題が多かったりしますから。それが原因での敗戦は、かなりこたえます。最近特に勝ち鞍が量産しづらく、解決するには早めに問題を潰さないといけないようです。
見切りさえ早ければ、満点を叩き出しやすそうな、そんな雰囲気です。6文字しかないため、答えのイメージが出来れば得点源になりそうです。漢字が覚えづらい問題が多いのは、仕方ありません。ルビを振って、しっかり記憶できれば他形式(ビジュアルなど)にも対応できますし、うまくつき合っていけそうな気がします。ただ、もっとタッチの当たり判定が大きい方が嬉しいのですが・・・

今日、ガルーダ先生を解禁しました。いつも通り、熱いキャラクターを演じているといった感じです。こちらはあまり変わりがなさそうです。他の先生はいろいろ変わったところがあって、品定めが大変なのですが・・・せっかくなので、これまでの各先生について、一言ずつ。

・ アメリア先生 → 相変わらず、壊れっぷりが素敵です♪
・ ミランダ先生 → 服が変にゴテゴテした感じで、あまり好きじゃありません。
・ マロン先生 → 「おしおきだべー」が、妙にベタなのが難点。
・ ガルーダ先生 → 徹頭徹尾、マイペース♪

次は、某ナルシーを目指すことにしましょうか・・・まあ、あまり期待はしてませんが。こっちの方も、ずいぶんマイペースな気がしますが、果たしてどんなものでしょうか?
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昇格はしたけれど・・・
2008-03-01-Sat  CATEGORY: QMA
まずお断りです。最近訳のわからないコメントが多くなりましたので、この機会にコメントを許可制としました。可能な限り早期に載せるようにしますので、平にご容赦ください。

さて、本日ですが、ようやく賢者に昇進しています。

ただし・・・重要なことを、告白します。実は昇格を決めた試合、アイスでした。かなり切ない上がり方でしたが、当面の目標は達成しました。その旨、報告します。

賢者になったクララですが、こんな風になります。

080301_1125~01


何と、ついにメガネをはずさなくなりました。白クララについての、いくつかの争いが解消しそうな、そんな雰囲気です。チビキャラは、素顔の方が良さそうなのでそちらにしていますが、こちらはこのまま、白で通そうかと思っています。

賢者昇進までの、成績です。

52-17-4-6 (20-6-1)

合計、106戦しました。検定が5回か6回ということで、割と頑張れたように思います。今後は☆を増やして各先生を使用可能な状態にし、どの先生でいこうか品定めすることになります。

さて、今日はタイガさんとマッシュさんが来られました。いろいろお話などさせていただきましたが・・・ひとつ面白い現象が起こっていることをお聞きしています。今月から首席が登場していますが、何と首席が接続すると、その店では黄金のネームプレートに(センモニの表示が!)なるそうです。センモニだけなのですが、これは首席にこだわる人が増えそうな予感です。こんなところで競争意欲をかき立てる、というのは果たしていいのか悪いのか。ちなみに、同志社前ゴールドでは配置の関係上、自分がその「黄金のネームプレート」を確認することは出来ません。残念!

今作における各キャラの考察など、ご両人との会話で盛り上がっておりました。とにかく、当初と比べてずいぶん変わったキャラの多いこと。アメリア先生の弾けっぷり、シャロンのツンデレ路線、やたらと色気が目立つようになったヤンヤン、新たにドジっ娘モード開眼の予感がするクララなど・・・この世界もいろいろ弾け飛んでいるようです。キャラ愛に燃える皆さんにとって、これは良い傾向なのでしょうか・・・?

相変わらずの激戦です。油断のならない試合運びばかりで、勝っても負けても消耗度がずいぶん激しいです。そろそろ薄まってくれるといいのですが・・・

また明日、クイズゲームの世界に没頭して過ごすと思います。月曜日が憂鬱、といえば某○○○さん症候群、という事になります(汗)。それでは・・・
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