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QMA、その他ゲーム以外のことも、つれづれなるままに書いていこうと思います。どんな文章になることでしょうか。
月の光に照らされて
○○○○は続くよどこまでも
2008-01-30-Wed  CATEGORY: 医療崩壊
表題ですが、電王を真似てみました。こういうお知らせが、今後も一定の割合で飛び込んできます。仕方ありません・・・何度か言いましたが、医療崩壊は皆が望んだ、当然の結末です。直面してからでは、もう手遅れなのです・・・

まずは、こちらのニュースから。

http://www.asahi.com/health/news/OSK200801280105.html

http://www.nikkansports.com/general/f-gn-tp0-20080128-313182.html

各地で診療科が、病院が、閉鎖していきます。大学は医師を引き上げますが、理由の一つは過重勤務です。勤務環境が劣悪になって我慢できなくなったため、医師が引き上げてもらう、という話はよくあるようです。そのことにつき、本来誰も非難できないはずです。病気を治す医師が、病院で過労に殺されるようでは、本末転倒ですから。果たしてこれらの地域、これまで医師をどんな環境で働かせてきたのでしょうか・・・

阪南市のケースですが、まず内科から崩壊しています。内科は病院の中でも、特に重要という認識なのですが・・・そこが崩れると、病院なんて簡単につぶれる、ということでしょうか。そうならないためには、医師の待遇が改善される必要があるのです。金銭や勤務環境は、かなり重要です。しかしそれ以上に、社会的待遇・・・地域住民に、医師が大切にしてもらえるかどうか、が大きくモノを言います。

それは、これを見ていただければ、よくわかるはずです。

「柏原病院小児科を守る会」の方々に感謝しています

以前掲載したものと、同じです。住民側が、要求するだけでなく、自分たちで提供できる対価について考えるようにならない限り、医師は残ってくれないし、戻ってくれません。国は医療など、要らないと言っています。その中で、これまでどおり医師にがんばってもらいたいと言うのであれば、それ相応の対価を、自分たちで提供しないといけないのです。あるいは、医療を大切にする国に塗り替えるか・・・求めなければ何も得られませんが、求めるだけでは何も得られないのが、現実なのです。

今後も、このようなお知らせは何度となく目にすることになると思います。そうならないために必要なことを、今のうちに考えて、答えを示さなければなりません。

明日は、もし可能であれば、その逆、つまり悪い例を書いていきたいと思います。ちょうど、そんな悲しいサンプルを見つけてしまいましたので。それでは・・・
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